2020年 10月 25日 (日)

就活で「勝てる」オタクと「勝てない」オタク

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「趣味中心ですぐ転職しそう」

   2点目の「趣味への誤解」もよくあります。たとえば、同人誌即売会だとコミケは年2回の大きな会ということもあり、ニュースなどでもよく取り上げられます。それもあって、一般認知度も高くなってきました。が、これを出しても、面接では、

「コミケって、あのお台場の?コスプレとかするやつでしょ?君もコスプレとかするわけ?」

などと聞かれます。東京ビッグサイトはお台場ではなく有明で、コスプレをするのはごく一部で・・・、などと思っても詮無い話。

   仮に1・2点目のような誤解・無理解がなく、オタク趣味への理解があったとしましょう。その場合、3点目の「本業不熱心・転職リスク」が出てしまいます。

   同人誌の例だと、コミケ以外の即売会で毎回500冊近く売れるのは確かに大手サークルですし、大したものです。そのことを理解している採用担当者は、

「なんか数年で漫画家などに転職するんじゃないのか」

と考えるか、

「同人誌が楽しいなら、それが中心になって仕事はちゃんとしないのではないか」

と考えてしまいます。これは同人誌以外のオタク趣味でもすべて同じと考えてよいでしょう。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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