2020年 10月 25日 (日)

就活で「勝てる」オタクと「勝てない」オタク

毎日酷使する現代人の目にビルベリー由来アントシアニン!

オタク趣味でも、内定は出る?

   オタク趣味と就活について、ここまで否定的な話をご紹介してきました。

   では、オタク趣味は就活ではタブーなのでしょうか?

   実はそんなことはありません。自己PRでも面接でも、オタク趣味の話をして、内定につながった例はいくらでもあります。

   どうして、同じオタク趣味でも、内定・未内定の違いが出てしまうのでしょうか。

   それは、オタク趣味の中身・魅力を強調したのか、行動力など特性を強調したのか、この違いにあります。

   オタク趣味は、一般人には理解されにくいからこそのオタク趣味であり、それをエントリーシートや面接で強調しても理解されません。しかし、行動力などの特性を話したらどうでしょうか?

   たとえば、同人誌なら、500冊、いや50冊でも販売していれば、

・行列ができたとき、どうさばくか
・話の長い客が来たらどうあしらうのか
・暇な時間はどうする?

などは考えるはず。それから、同人誌そのものも、自分の好きなことを書くから同人誌なんですが、そこそこ売れるようになると、読みやすさや構成なども考えて作っていることでしょう。

   そういう話を書いていけば、わざわざ「私には豊かな発想力があります」と書かなくても、

「読みやすい出版物を作ることに慣れているなら、書類作りなども任せられそうかな」
「面倒な客にも対応慣れしているなら、接客にも向いているかな」

などと採用担当者は考えます。

   これは他のオタク趣味でも同じです。

   そして、面接でも、同じで、オタク趣味の素晴らしさよりは、行動力など特性を話すか、「趣味は趣味、仕事は仕事でそれぞれ割り切って進めます」と話せば、納得感も違うはず。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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