2021年 4月 14日 (水)

「就活なら黒スーツ」はガラパゴス 変な外国人の「浴衣が日本の正装でしょ?」並

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郷に入れば郷に従え??

   この話題に触れると、「ここは日本、郷に入れば郷に従え」という反論が必ず来る。

   郷に入れば郷に従え、と考える人もいるだろうが、私は原理原則を貫く方だ。スーツは紺色と、チャコールグレーに限る。

   もちろん、ここは日本だから、ビジネスで黒のスーツを着るのも許容しようというのは、まあいいだろう。おかしいなぁと思っても、日本人が外国の変わり種の寿司をみて、まあそれもありかな、と思うのと一緒だ。

   しかし、失笑するのは、黒以外はダメだと思い込んでいる人々だ。

   就活の質問のなかでも「チャコールグレーのスーツをきたら非常識といわれた」といった書き込みがある。黒のほうが本来非常識なのに、英国首相が着るグレーのほうを逆に非常識だと勘違いするなんたるガラパゴス感覚か!!

   紺やグレーにくわえて、日本なら黒もOKというのは許容できる。

   しかし、紺やグレーはNGで、黒が正式というのは、ガラパゴスも行き着くところまでいったものだ。

   そういう常識を押し通すひとのスーツからは、黒ではなく、悪臭がただよってくる。

   私は、外国で、日本の「正装」だと吹きこまれて浴衣を着ているひとの話をきいた。それは温泉旅館の寝間着だといったのだが、かれらがジャパニーズの正装だとおもっているらしい。これと同じだ。

   もし、外国で、浴衣こそが正装で、紋付袴が非常識とされている国がでてきたらどう思うか。

   もうこういうくだらない議論には終止符を打ちたい。(大石哲之)

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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