2019年 8月 23日 (金)

就活時期、経団連が早くも見直し? 「結局いつがいいのか」その答え

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   今回のテーマは「就活時期変更」です。

   悪評ばかり目立った(高評価は変更を決めた関係者だけ)今回の後ろ倒し。どうせすぐ潰れるか、形骸化するだろうと思っていましたが、選考解禁日である2015年8月1日から、わずか1か月ほどしか経っていない9月7日に、経団連会長が見直しを示唆しました。

   来年度の選考時期について、「抜本的には無理だが、何らかの改善は可能だ」、「既に準備が進んでおり、大幅に変えることはできないが、何らかの改善ができるのではないか」と、定例会見で制度変更についてコメントをしています。

「後ろ倒し」になった経緯

「就活スタート時期」に要注意ですよ
「就活スタート時期」に要注意ですよ

   一方、前三井物産会長の槍田松瑩・国際大学理事長は、日本経済新聞電子版のインタビュー記事(15年8月20日配信)で、「後ろ倒しを通じて目指したものは、きちっと目指すべき」としています。

   では、果たして選考時期はいつがいいのでしょうか?

   まず、就活時期変更(後ろ倒し)の、おさらいを。

   経団連は、政府要請を受けて、16年卒の就活時期を変更しました。15年卒までは、広報解禁(説明会・ナビ稼働開始など)が3年生12月1日、選考開始が4年生4月1日でした。

   それが、16年卒では、広報解禁が3年生3月1日、選考開始が4年生8月1日。選考開始が4か月、後ろにずれました。

   このため、就活時期変更を「就活後ろ倒し」と呼ぶこともよくあります。

   さて、この時期変更の目的ですが、「大学生に勉強をさせるため」。これまで就活は学業を阻害している、として大学関係者を中心に就活害悪論がよく唱えられていました。

   これが経済界や政府を動かし、時期変更となったのです。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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