2019年 12月 8日 (日)

「下町ロケット」が熱くする 「経営者はかくあるべし」論議

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「まずは社長改革が先」

   同じように人間が集まってできている組織でも、大企業と中小企業ではそんなに違うものなのか。TさんはF先輩の話を目から鱗の思いで聞いたと言います。F先輩はD社の社長のタイプを聞き、「2代目で口数の少ないまじめでおとなしいタイプ」であると分かると、「まずは社長改革が先」とのアドバイスをしてくれました。

   「ビジョンを明確にして、社長自身の言葉で目指す姿を語らせること。社内で社長の周りに輪ができるか否か、それが中小企業が元気に発展できるか否かの分かれ目です」。

   Tさんは早速社長を中心とした社員とのコミュニケーションの機会を増やすとともに、来年度に向けてビジョンづくりを社長、幹部社員を集め膝をつめた議論を始めたそうです。

   大企業は制度で動くが、中小企業は社長で動く。

「『下町ロケット』からは、むしろ勇気をもらってますよ」。

   明るく現状を話すTさんを見る限り、先輩のアドバイスを活かして佃製作所同様うまく転換させる手ごたえを確実に感じているようです。(大関暁夫)

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。 連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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