「彼個人と彼が提起した問題とは別」
病児保育・病後児保育を行う認定NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹氏は、自身のブログに「宮崎議員は嫌いになっても、男性育休は嫌いにならないでください」と題したコラムを掲載している(2016年2月10日)。
今回の騒動については、「彼の育休宣言を応援していた立場からすると、とても残念な思い」。その上で、「彼個人と、彼が提起した問題とは、慎重に切り分けたい」と論点を整理し、「子どもの誕生の瞬間から、夫婦が『チームである』という意識を持つことができ、『共育て』がデフォルトとして設定されていくのです」などと、「男性の育休」の大切さを紹介した。
さらに、「せっかく盛り上がりかけた男性育休ムーブメントを、このまま死に絶えさせてはならない」と訴えている。