2020年 9月 19日 (土)

課長ポスト断って逆にヒラ降格 介護が理由でも処分は適法か

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   あなたは仕事で「昇進」をしたいと望んでいますか? もちろん昇進は、自身の能力が評価されたということなので喜ばしいことではありますが、最近の若者は出世したがらないという話も聞かれます。給料は増えてもその分責任や仕事量も増えるので、今のままでいいという考え方です。とある調査では、実に60%近くの人が「積極的に出世を望んでいない」と答えたのです。そんな出世に消極的な時代、「会社から昇進の話があった場合、従業員は断ることはできるのか?」という疑問にお答えいたします。(文責:「フクロウを飼う弁護士」岩沙好幸)

  • 上に行けない理由もあって
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事例=できる先輩が昇進を断って降格に、違法じゃない?

   僕は、半年前に今の部署に異動になったのですが、その時に指導係をしてくれた先輩がとても仕事のできる人で、憧れていました。しかし、指導係とはいっても先輩は役職もついておらず、僕と同じ平社員だと知って驚きました。はっきり言って、チームリーダーや課長なんかよりずっと優秀な人だからです。そこで、周りの同僚になぜ先輩が役職についていないのかと尋ねたところ、先輩がチームリーダーだった2年前に、課長への昇進の話があったのにそれを断ったため、降格処分を受けたのだというのです。先輩には介護が必要なご家族がいるらしく、課長になると残業や休日出勤が発生するため昇進はできないというのが理由でした。ちゃんとした理由があるのに、昇進を断ったからといってあんな優秀な人を降格処分にするなんて、納得いきません。これって違法な人事ではないのですか?

岩沙好幸(いわさ・よしゆき)
弁護士(東京弁護士会所属)。慶應義塾大学経済学部卒業後、首都大学東京法科大学院から都内法律事務所を経て、アディーレ法律事務所へ入所。司法修習第63期。パワハラ・不当解雇・残業代未払いなどのいわゆる「労働問題」を主に扱う。動物が好きで、最近フクロウを飼っている。「弁護士 岩沙好幸の白黒つける労働ブログ」を更新中。編著に、労働トラブルを解説した『ブラック企業に倍返しだ! 弁護士が教える正しい闘い方』(ファミマドットコム)。
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弁護士法人アディーレ法律事務所 篠田恵里香


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