2024年 4月 17日 (水)

トランプ相場に「守備」で対抗 アサヒビール「飲みごろ」探る

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株主優待プレゼントもうれしい

   アサヒGHD株は、海外重視の戦略が明快で、企業買収で得た海外酒造メーカーの持つ生産設備や販路に、日本でしか強みを出せていないスーパードライの売上げを上乗せすることができるか、といった問題点もクリアになっているので、今後の成長が期待できる。ディフェンシブ銘柄としてうってつけではないか。

   付け加えれば、株主優待制度も個人投資家にはうれしい。たとえば、「株主限定プレミアムビール」は、文字どおり株主限定の非売品。前回はドイツバイエルン州ハラタウ地方の認証ホップを100%使用した、雑味のない清澄な苦味と心地よい飲み口のビールだった。

   100株以上1000株未満の株主には、1000円相当のセット(缶350ml×4本)が贈られる。このほか、「アサヒスーパードライ」や「究極のコクキレ」に加えて「糖質50%オフ」を実現した「アサヒザ・ドリーム」、新ジャンル「クリアアサヒ」、発泡酒「アサヒスタイルフリー」などの詰め合わせも選べる。

   成長が期待できそうな銘柄が見つかれば、頃合いを見計らって売ればいいし、すぐに売らなくても楽しみはある。

   アサヒグループHD株は、3400円~3500円あたりまで下押すことがあれば、買いの好機と考えている。(石井治彦)

2017年2月6日現在 保有0 平均取得単価00円00銭
直近 終値 2017/02/06/ 3977円00銭
昨年来高値 2017/02/03/ 4049円00銭
昨年来安値 2016/06/24/ 3127円00銭

石井治彦(いしい・はるひこ)
   1970(昭和45)年に大学卒業後、自動車大手に勤務。リース販売を手がける。投資歴は実質25年。入社後にユーザーと接するなかで得た情報と自分の知識で、最初のボーナスをもとに株式運用を開始。しかし、78~98年の20年間は投資する余裕がなく、休止に。それが幸いしてバブル崩壊の痛手は軽傷だった。ただ、いつでも動けるよう、日本経済新聞をはじめ経済誌などには目を通していた。
   「現物株式取引」と「長期投資」が基本姿勢。2011年の退職後は少しの小遣い稼ぎと、興味をもって経済誌を読むために株式を保有している。現在、14の銘柄で、1万3800株を運用。東京都出身、69歳。
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