2019年 6月 17日 (月)

トランプ・ツイッターの「でる単」トップ10は? (9)

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   正直に告白すると、40代で英語に再チャレンジをするまで、英語を「おもしろい」と思ったことはありませんでした。教科書やテキストブックから離れ、ニュースやビジネスの場面で「今、この瞬間」に飛び交っている「生きた英語」に触れて、初めて英語の魅力に気づいたのです。

   今回は、米トランプ大統領のツイッターを使って「生きた英語」のおもしろさを味わう方法をご紹介しましょう。特に、英語なんてつまらないと思っているあなた、必見です!

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    「トランプ砲」に世界が注目!

「トランプ砲」を読む基礎知識

   フォロワーが2800万人を超える米トランプ大統領のツイッターですが、語彙は意外と少なく、シンプルな単語を繰り返し使っています。複数の米国情報サイトの分析を総合すると、下記の10の単語が、特にお気に入りのようです。

We(私たち)
Stupid(愚かもの)
Tough(厳しい、難しい、困難な)
Dangerous(危険な)
Bad(悪い)
Smart(いかした、頭が良い、かっこいい)
Huge(巨大な、大きな、ものすごい)
Amazing(驚くべき、すばらしい)
Tremendous(感嘆すべき、すばらしい)
Terrific(すばらしい)

   IではなくWeを多用するのは、「私こそが真の市民の代表」とアピールする意図でしょう。「Stupid」や「Dangerous」「Bad」と敵を容赦なく攻撃する一方で、「Smart」「Tremendous」「Terrific」と、味方をたたえる時には最上級のほめ言葉を惜しみません。

   オバマ前大統領や民主党、CNNやニューヨークタイムズは「敵」で、自分の家族や取り巻き、FOXニュースなどの好意的なメディアは「味方」。企業でいえば、「アメリカ人の雇用を増やす企業」は「味方」で「雇用を脅かす企業」は「敵」と、線引きが恐ろしいほどにハッキリしています。

   ちなみに、4月23日付の朝日新聞の記事によると、「We」(私たち、我々)を多用し、敵(既成政党やマスメディア、官僚など)を明確にし、人々の不満や怒りを重視する手法は「ポピュリズム」の特徴だそうです。

   こういった基礎知識を知ったうえで「トランプ砲」を読むと、140文字の裏に潜む真実が見えて、よりおもしろくなります。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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