乳がん罹患後の収入減浮き彫り ライフネット生命調査

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   ライフネット生命保険は2017年10月5日、乳がん患者へのアンケート調査の結果を公表した。

   乳がん経験者全体の平均では、罹患前の収入と比べて収入が20%減った。さらに「収入が減った」と答えた人だけに絞ると、減少割合は43%まで拡大した。

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「金の切れ目が命の切れ目となりそうで怖い」

   収入が減少した理由の1位は「休職」で33%、ついで「業務量のセーブ」と「退職」が29%で並ぶ。

   収入が減少したあと、経済面で困ったことは1位が「入院費、手術代、薬代などの医療費」で56%、次いで「食費、水道光熱費、日用雑貨などの患者本人、家族の生活費」が49%、「家賃、ローンなどの住居費」が22%となっている。

   実際、具体的に困ったこととしては、

「高額療養費制度があるとはいえ、毎月10万円近くかかるので、金の切れ目が命の切れ目となりそうで怖い(治療費)」
「抗がん剤治療の時の副作用を考えて仕事を辞めてしまったため、毎月の生活費が減少してしまい困った(生活費)」
「一人暮らしをしていたので家賃を支払うのがきつかった(生活費)」

などの意見があった。

   収入が減った後、どのように生活をやりくりしたか。回答の1位が「貯蓄の切り崩し」が59%、次いで「患者本人や家族の生活費の節約」が54%、「通信費の節約」が7%と続いた。

   また、減収後の埋め合わせとして用いた制度や手段は、1位が「高額医療費制度などの公的制度の利用」で49%、「生命保険などの民間保険からの給付」が45%、「親族や知人からの金銭援助」が11%だった。

   調査は、ライフネット生命がインターネットで、乳がん罹患時に就労していた325人に対して2017年6月に実施した。

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