2021年 6月 14日 (月)

【42】スタートで決まる! 英語を続けられる人と三日坊主との大きな違いはココ(井津川倫子)

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ワンランクレベルを下げて「わかる」を積み上げよう

   何かを続けるコツは、「わかる!」や「できる!」を積み上げることだそうです。

   小さな自信がモチベーションにつながります。逆に、「わからない」や「できない」が続くと、気分がめいって三日坊主に終わりがちになるのです。

   私は、スタート地点を「中級」から「初級」に下げて、三日坊主を卒業できました。

   自分がわかるところまでレベルを下げて、そこからスタートしてみたら、「わかる!」「できる!」がたくさんあって、気持ちよく学習が進みました。

   英語を始める「スタート地点」は、たまに「わからない」に出会うくらいがちょうどよいレベルです。「わかる!」が8割で「わからない」が2割くらい、が目安でしょうか。

   先日、オンライン英会話の講師から「コース選択を間違っていない?」と聞かれました。初級コースを受講していたのですが、プロフィール欄のTOEIC L&Rスコア(970点)を見て、「中級コースの間違いでは?」と心配してくれたのです。

   心配ご無用! 「初級」でもわからないことや知らないこと、忘れていたことがたくさんあって、毎回発見の連続です。

   「わかる!」を気持ちよく積み重ねながら、確実に「わからない」を克服していく。基礎をしっかりと身につけておけば、その先の「中級」「上級」にスムースに進むことができます。遠回りのようで、最も確実な英語学習法だと思っています。(井津川倫子)

今週のニュースな英語 ~ 2017年の世界を表す、今年の「英単語」は? ~

   2017年の世相を表す「今年の漢字」に「北」が選ばれました。では、今年の世界を表す「英単語」は何だったでしょうか? 私が独断で選んだ今年の「英単語」は??

   今年、世界中のメディアで目立った単語が「unprecedented」(未曾有の、前例のない、前代未聞の)という単語でした。

   以前、この欄でもご紹介しましたね。

   私は20年近く英BBCニュースをウオッチしていますが、じつは実際のニュースで「unprecedented」を見かけたことはあまりありませんでした。むしろTOEIC L&Rの頻出単語として、TOEIC受験用に覚えた単語でした。

   ところが、今年はこの「unprecedented」が大人気!

   特にトランプ米大統領の言動が報道されるときは、「前例のない発言だ」とか「前代未聞の奇策だ」など、とにかくよく使われます。

   そのほかにも、英国のEU離脱をめぐる交渉は「an unprecedented negotiation」(前例のない交渉)、仏大統領選でのマクロン氏の台頭は「an unprecedented rise」(前代未聞の躍進)、バルセロナで起きたテロ事件は「an unprecedented tragedy」(未曾有の悲劇)など、あらゆる場面で見かけました。

   2017年は前代未聞の激動の年だったのでしょうか?

   来年こそは、もっと平穏な単語をたくさん見かけたいものです。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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