2021年 9月 27日 (月)

年の瀬に「人生100年時代」を考える 私は生涯いくら稼げばいいんだろう?(北条かや)

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老後の収入に「公的年金」はない 頑張って80歳まで働くぞ!

   ちなみに私は自営業なので、国民年金に入っている。が、老後の収入にはまったく「年金」を考慮していない。私が高齢者になる頃には、年金制度が破たんして、一銭ももらえないと絶望しているのだ。

   これから70年も生きるのに、年金の支えもなしに、1億円のチケットが必要なのかァ...... 気が遠くなる。息しているだけでお金がかかるなんて、人生、なんの罰ゲームだろうか。

   いや、ちょっと待てよ。私が高齢者になる2051年には、誰もが75歳超まで働くのが当たり前になるだろう。私も頑張って、80歳まで働くとして、年間135万円程度の生活費さえ稼げれば貯蓄を崩さなくていいのだから、意外といけるんじゃないか。

   仕事を引退する(せざるを得ない)80歳から、死亡する100歳まで、20年分の生活費を貯めればいいと考えると、わずか!? 3000万円ほど。健康で働き続けることさえできれば、なんとか貯蓄可能な額に思えてくる。少なくとも「1億円」よりは、はるかに現実的な額だ。

   1年前の私は、何を絶望していたのだろう。「70年間の生活費、1億円」という数字にビビっていたが、これから「毎年50万円」貯金すれば、あと50年で2500万円貯まる。もうちょっと頑張れば、80歳からの生活費「3000万円」に手が届きそうだ。少し希望が湧いてきた。 よし、頑張ろう! と、俄然やる気になった私である。来年もたくさん、仕事がきますように。(北条かや)

北条かや
北条かや(ほうじょう・かや)
1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。近著『インターネットで死ぬということ』ほか、『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』などがある。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
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