2021年 1月 25日 (月)

【2018年を読む】実感なき「豊かさ」の理由はコレ! 経済ジャーナリスト・荻原博子氏に聞く

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家族みんなで稼ぐ力をアップする!

――デフレからは脱却できない。しかも2018年は景気が悪くなる。そうなると、どのように生活を防衛すればいいのでしょうか。

荻原氏「まず、デフレから脱却していないことを認識することです。そうすれば、おのずとやることが見えてきます。それは、借金を返済すること。少しでも(借金を)減らすのです。最近はカードローンが問題になっていますが、当然のことです。マイナス金利ですから、預金が増えることなどありません。カードローンの金利は年14%。一方の預金金利は0.001%。その差1万4000倍ですよ。こんなに負担があるんですから、負債が膨らむのは一目瞭然です。とにかく、デフレの中では借金を減らす。つみたてNISAとか、株式とか、投資なんか、もってのほか。デフレの中では現金を増やすのが鉄則です」

――収入アップの方策はありますか。

荻原氏「もう一つの生活防衛は、夫婦共稼ぎすること『ダブル・イン・カム』です。そうやって現金を稼ぐ。なかでも、教育費はお金がかかります。できれば、子どもも働けるのであれば、働いたほうがいい。じつは今、大学を中退する人も多いんです。お金が続かない。奨学金で通っても返す充てがない。アルバイトをやっていては単位が取れない。なぜ、大学に進学するのか、考えるべきです。たとえば、料理人になる、相撲取りになる、中学を卒業して、その道に進む子どもいます。お金がなければ、子育てもできない。それは現実です。
   すでに共稼ぎ世帯のほうが多くなっています。それは女性の意識が社会進出に向いたこともありますが、デフレだったから進んだんですよ。ニートの子どもにも、しっかり働いてもらって、家族みんなで稼ぐことです」

プロフィール

荻原 博子氏(おぎわら・ひろこ)
経済ジャーナリスト

   経済事務所勤務後、1982年から、フリーの経済ジャーナリストとしてビジネス記事を中心として執筆活動を始める。1988年に創刊された女性誌hanako(マガジンハウス)で女性向けのお金の記事の連載を開始。テレビ番組のコメンテーターや解説者、パネリストとしても活動している。
また、近著に「10年後破綻する人、幸福な人」「投資なんか、おやめなさい」(いずれも、新潮新書)「老前破産 年金支給70歳時代のお金サバイバル」(朝日新書、2018年1月発売予定)がある。長野県出身、63歳。

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