ファッションサイト「ZOZO TOWN」などを運営するスタートトゥデイの前澤友作社長は2018年7月17日、ツイッターで「プロ野球球団を持ちたい」と明かした。ハッシュタグには「ZOZO球団」とタグ付けしている。スタートトゥデイは16年12月1日から、千葉ロッテマリーンズの本拠地・千葉マリンスタジアムのネーミングライツ(施設命名権)を取得。名称を「ZOZOマリンスタジアム」としている。早くもツイッターには、ロッテファンとみられる投稿をはじめ、さまざまな声が寄せられ、大きな反響を呼んでいる。「ロッテが身売りか」「楽天」「ドラゴンズ」前澤友作社長はツイッターに、「【大きな願望】プロ野球球団を持ちたいです」と公言。そのうえで、「球団経営を通して、ファンや選手や地域の皆さまの笑顔を増やしたい。みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい。シーズンオフ後に球界へ提案するためのプランを作ります。皆さまの意見も参考にさせてください。そこから一緒に作りましょう!」と綴った。ファンや地域とともにつくる「参加型」の球団をイメージしており、球団所有へ向けて、今シーズンの終了後にプランを球界に提案する考えを示している。ツイッターには、「有力外国人選手には逃げられ、ロクな補強もできない。親会社はお家騒動で野球どころではない。そんな千葉ロッテマリーンズを救ってください」「いよいよ身売りかよ。ロッテはw」「横浜ベイスターズを変えたDeNAや新日本プロレスを再建したブシロードのように、ZOZOが千葉から新しい風を吹かせてくれることを期待します!」「ロッテはがんばっています。よそを当たってください」といったロッテファンらしき人たちの声が寄せられる。その一方で、こんな意見を寄せる人も、「三木谷さんはサッカーにご執心だからな。野球はもう飽きちゃったんじゃない?是非、楽天イーグルスを買い取ってほしいな」「ドラゴンズ経営しませんか?」「島根県に球団を!」「いろんな意味で大変だと思いますが......やりがいはあると思います。ぜひ、沖縄にお願いします」「四国、北陸、沖縄にホームがある球団ができるといいな」「四国アイランドリーグはどうでしょう?セパ以外の第3のリーグとして」など、ロッテ以外の球団の名前や、地域に根ざしたプロ野球球団の誕生を求める声は少なくない。また、中には、「どうして野球にしましたか?やはり節税のうまみがすごいんですよね」といった声もあった。
記事に戻る