2024年 4月 19日 (金)

ええっ、給料が上がっても8割が「うれしくない」! その意外なワケとは?

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「仕事量が多すぎて給料に見合っていない」

   「モチベーションが上がらなかった」という8割の人に、その理由を聞くと(複数回答)、1位は「元々の月給に満足をしていない」が56%、2位は「昇給額が少なかった」で38%となった。

   具体的にはこんな不満の声が――。

「月給以外の待遇に不満を持っている」(24歳女性)
「昇給額が少なく、手取りに反映されるレベルではない」(26歳男性)
「仕事量が多すぎて給料に見合っていない」(30歳女性)
「会社の評価に納得がいかない」(33歳男性)
「残業代を減らすために昇格させられた」(37歳女性)
「少し昇給したところで税金も上がったので手取りはわずかしか増えない」(38歳男性)
「給料が増えた分、仕事の責任が重くなった」(42歳女性)

などなど、素直に喜べない事情が散見される。

   一方「モチベーションが上がった」という2割の人に理由を聞くと、1位は「自分が使えるお金が増えた」(50%)、2位は「会社から評価されていると感じた」(46%)だった。

   具体的にはこんな喜びの声が――。

「上司から『あなたに期待しているから昇格させる』と言ってもらえた」(25歳女性)
「リーダー職になり、2万円ほど一気にベースアップになった。会社から必要とされている感覚が強く持てるようになった」(26歳女性)
「5年連続で昨対比を更新して給与を上げてもらったことが、大きな自信につながった」(30歳男性)
「会社からの評価が最高ランクだった。『上司から言われる』より、客観的数字による評価の証拠を見て初めて『社内の評価』を信用した」(33歳男性)
「昇格して業務量は増えたが、会社の状況や他の会社と比較して考えることができるようになり視座があがった」(40歳男性)
「時短勤務だが、やるべきことをきちんとやれば正当な評価を得られる会社であることがわかった」(41歳女性)

   などなど、会社にきちんと評価してもらったことが大きいようだ。

   なお、調査は2018年4月25日~5月28日、エン・ジャパンが運営する求人・転職支援サイト「エン転職」を通じて実施。正社員8349人から有効回答を得た。7月18日の発表。

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