人生100年時代を楽しく生きるコツがあるとしたら、どのようなことなのだろう――。健康食品のキューサイが、元気な100歳100人に「人生を楽しむ秘訣」を聞いたところ、「心と身体を健康に保つことが大切」と答えた人が90%を占めた。2018年9月3日に発表した。
調査では長生きの秘訣について、100歳からの「リアルボイス」を集め、
「周りのみんなのおかげ。みんながいること」(東京都、102歳男性)
「人のためになるよう自分勝手はしない。人の喜ぶことをする。友人をたくさんつくる」(三重県、100歳女性)
「家族を大切にすること。気楽に話せる友達をつくること」(秋田県、100歳女性)
など、人とのつながりを大切にしている様子がうかがえるコメントが寄せられた。健康は身体だけでなく、「心」も大切と考え、人とのコミュニケーションを大切にし続ける「100歳」の姿が浮き彫りになった。
健康の秘訣は「3食欠かさず食べる」「睡眠を十分にとる」
調査によると、元気な100歳100人に「健康の秘訣」を聞いたところ、最も健康・体力維持のために役立っていることは「カラダを動かす」ことで、62%の100歳がそう答えた。元気でいるには、体力維持が欠かせない。いつまでも自分の力で歩けるよう、毎日散歩をしたり、体操サークルやゲートボールに参加したりと、カラダを動かすよう努めている。
また、日常的に心がけていることは、「3食欠かさず食べる」ことで、84%がそう答えた。次いで、「野菜をよく食べる」が66%。「魚介類をよく食べる」(64%)、「意識して水分をとる」(62%)、「食事は腹八分目にする」(61%)と続いた。
100歳からは、
「早寝、早起き、腹八分」(山梨県、102歳男性)
「なんでも食べる。好き嫌いしない。あまりくよくよしない」(大分県、100歳女性)
「毎日きちんと食事をして、できるだけ病気にならないように気をつけて、野菜料理を中心に、おいしく食べる」(北海道、100歳女性)
といった声が寄せられている。