2020年 7月 13日 (月)

【投資の着眼点】「希望」と「恐怖」の感情に揺れる「損切り」のタイミング

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   投資の格言に、「損切りは早く、利は伸ばせ」がある。

   見込みのない株は早めに決済して損失を確定させる。その一方で、上昇中の株はさらに伸びて大きな利益を生む可能性があるので、利益を確定させたい気持ちをグッとこらえて、上昇するのを見守るべき、という教えだ。

  • 「損切り」、どうする!?
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「損切り」が苦手な投資家は多い

   「そんなことはわかっている!」――。多くの投資家が、そう言うに違いないのだが、ほとんどの人は、どちらか片方あるいは両方とも苦手であることが多い。

   そのため、たった1回のトレードで損切りできなかったせいで口座資金の大半を失ったり、損切りは躊躇なくできるが利益を伸ばすことができないために、損切り貧乏になってしったりするケースが多く見られる。

   ちなみに、筆者は後者の「損切り貧乏」だった。それにしても、なぜ多くの投資家がこうした問題を抱えてしまうのだろう。損切りができない心理的要因について考えてみた。

   株式相場に存在する感情は、ふたつしかないと言われる。それは、「希望」と「恐怖」だ。損切りができない背景には、本来なら希望を抱いてはいけない場面、すなわち買った株が値下がりしているときに「損切りしなければ、そのうち株価は戻ってくるかもしれない」と、希望を抱いてしまうことがある。

   だが、それは大きな危険をはらんでいる。

   そもそも、なぜ損切りが必要なのだろうか。それを示すたとえ話がある。いま、アナタの目の前に、2つのボタンがある。あなたは、どちらか1つを選んで押す必要がある。

(1)1万円を支払い、100%の確率で10万円を受け取る。
(2)1万円を支払い、98%の確率で1億円を受け取るが、2%の確率で全財産を失う。

   おそらく多くの人が、(2)を選択するのではないだろうか。ただし、それはボタンを押すのが1回きりの場合だ。

   100回連続で同じボタンを押し続けなければならないのなら、間違いなく(1)を選ぶべきだ。(2)の場合、試行回数を重ねるにつれ、破産の確率は高まっていく。

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