2019年 1月 16日 (水)

有給消化率トップが「消費者金融」とは!? 業界の広報を直撃すると意外な答えが......

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   有給休暇をちゃんと取れるかどうかは、その会社がいかに働きやすいかの目安の1つになるだろう。どの業界の有給消化率が高いかを調査すると、なんと「消費者金融」がトップだった。

   消費者金融といえば、かつては「サラ金」「マチ金」「ヤミ金」などといわれ、社会問題になった業界。怖~いイメージがあったが、どうやって従業員が休みをとりやすい職場に変わったのだろうか――。J-CASTニュース会社ウォッチ編集部が取材した。

  • かつてはイメージがよくなかった消費者金融だが…(写真はイメージです)
    かつてはイメージがよくなかった消費者金融だが…(写真はイメージです)

ワースト3は「飲食業」「冠婚葬祭」「農業」

   この調査は、就職・転職者向け企業情報を提供するサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズの「働きがい研究所」が2018年12月13日に発表した「Vorkers有給消化率レポート 一番休めている業界は?」だ。Vorkersの特色は、会員による入社した企業のクチコミ投稿。調査では、現職の社員による約17万2300件の投稿からデータを集めた。

   来年(2019年)4月から施行される働き方改革関連法では、年10日以上有給休暇の権利がある従業員について、最低でも5日以上取得させることが義務付けられる。企業側に罰則を設けることで、従業員を強制的に休ませることが狙いだ。そこで、いったいどの業界がしっかり有給をとれているかを聞いた。

   それによると、有給消化率の平均は2012年には約41%だったのが、2018年には約51%と、6年間で10ポイント増えた。特に20歳代では51.8%(30歳代51.0%、40~50歳代49.9%)と、若い人ほどしっかり休む傾向にある。

   業界別にみると、トップは「消費者金融、事業者金融(いわゆる商工ローン)」が76.7%。次いで「バイオ関連」(72.7%)、「通信、ISP(インターネットサービスプロバイダー)、データセンター」(72.5%)となった。この上位3業界だけが70%台だ。ちなみに、ワースト3位は「飲食、フードサービス」(24.1%)、「冠婚葬祭」(27.7%)、「農業、林業、水産、畜産」(28.3%)である。1位の消費者金融は最下位の飲食業の3.2倍も有給消化率が高いことになる=図表参照

業界別有給消化率のランキング(ヴォーカーズ「働きがい研究所」提供)
業界別有給消化率のランキング(ヴォーカーズ「働きがい研究所」提供)

   いったい、どうして消費者金融の従業員はしっかり休めているのか。取材に応じたヴォーカーズ「働きがい研究所」の広報担当者は、

「正直言ってわかりません。ただ、クチコミからは業界として法令順守意識が高く、社内での有給取得の推進がなされていることがうかがえます」

と語り、次のようなクチコミを紹介した。

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