2020年 12月 5日 (土)

【投資の着眼点】これができれば、アナタは「勝ち組」? 自分だけ「ノー」と言えるか!

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   株式投資において、「信念が必要だ」といわれることがある。その一つが、自分が決めた「投資のルールを徹底する」ことだ。

   しかし、相場ではこんなこともある。自分が「買いだ」と考えている株が、別の人が「天井が近いはずだから空売りしたよ」と言っている。ツイッターなどのSNSで、投資情報を収集している人は、自分と異なる意見を目にする機会がよくあるはず。そのとき、あなたはどう感じるだろう。不安になったりしないだろうか――。

  • 「イエス」「ノー」どっち?
    「イエス」「ノー」どっち?
  • 「イエス」「ノー」どっち?

世界同時株安で「日本株買い」、アナタはどう思う?

   去年の忘年会で、ある男性から聞いた話。世界的に相場が下落基調だった2018年10月下旬、米国の個別株を空売りしていた。売買ルールが「新規売り」を示したため、そうすることに決めたという。売買ルールにしたがって機械的に空売りをしたものの、心の中では迷いがあった。

   投資家の友人の多くが、日本株を買っていたのである。その時は、世界的に株価が連動して動いていた。米ニューヨーク株式市場で株価が下がれば、翌朝の東京市場も大きく株価が下落することは目に見えていた、と語った。

   知り合いの多くが、自分とは逆方向に相場を張っているのだ。男性は不安を感じていたこともあって、ツイッターに「ニューヨーク市場はとにかく下がってくれ」と記した。

   すると、友人の一人が「仕方ないですね、全面戦争しましょう」と、返事したという。返事をくれた友人は軽い気持ちで言ったのだろうが、これにはとても軽く流せるような気分ではなかったという。

   別の知り合いが、日本の株価指数の一つであるマザーズ先物を「全力買い」していると、報告していたためである。

   自分が空売りしている株が下がることを望むことが、友人の損失を願っているようにさえ思えた。しかし、彼には「投資に個人的な感情を持ち込むべきではない」という「信念」があったため、取引ルールにしたがって空売りを続けたという。

   その日、米ニューヨーク市場は大きく下落。翌朝の東京市場の日経平均株価は一時700円を超える値下がりとなった。男性の空売りはうまくいった一方で、友人からは損切りの報告が相次いだ。

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