2019年 10月 16日 (水)

ジャニーズで何が起きているのか?「嵐」が教えてくれた、ありがちな経営の落とし穴(大関暁夫)

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嵐が語りかけてくれたこと

   このような、今回の嵐の活動無期限停止宣言を期に気づかされた、ジャニーズ事務所のアイドルグループ・ビジネスの陰に見え隠れする「2つの過ち」は、じつは一般企業にもありがちな経営の落とし穴であると感じています。

   ひとつは、企業経営でどんなヒット製品、商品を作り出したとしても、それは未来永劫続くものではなく、長期的な製品戦略、商品戦略なくして企業の永続的な発展はない、ということ。

   そしてもう一つ、どんなに業績が伸びていようとも、働く人々の気持ちや感情を考えることなく進めていくなら、必ずどこかしらから破たんが生じてくるということ。それを放置すれば、致命傷にもなりかねないということです。

   どんな製品、商品も個々に寿命があるのだということ、どんなに業績が伸びていようとも携わる人々への配慮を忘れることは、目の前の繁栄と隣り合わせに崩壊が存在しているということを忘れてはならない――。

   商品として長年にわたり働き詰めの末、ある種の反乱を起こしたトップアイドルグループのメンバーたちは、我々に語りかけているように思えます。(大関暁夫)

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。 連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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