株式市場は年明け早々に米アップル・ショックの影響で株価が急落したものの、その後は比較的落ち着いた展開をみせる。外国為替市場も大きく崩れることなく推移している。2018年の今ごろは「VIX(恐怖指数)ショック」と呼ばれる大暴落が起こったことがまだ記憶に新しく、あれからもう1年経ったという実感が湧かない。そうしたなか、ポートフォリオの一部を調整することに。オービックビジネスコンサルタント(OBC)を一部売却した。OBC、200株を100株に半減【オービックビジネスコンサルタント(4733)】2019年2月22日終値4460円で100株を売却。2万5000円の損失。残り、100株を保有。取得単価は、4710円。年初来高値(2018年9月26日) 5245円年初来安値(2018年2月6日) 2865円2月28日(木)終値 4300円2018年11月末に100株を購入したオービックビジネスコンサルタント(OBC)。購入後にサプライズ決算と株式分割を発表。株価も絶好調といってほしかったが、購入価格の4710円を下回って推移している。業績の上方修正も発表し、ファンダメンタルズとしては申し分ないわけだが、株式分割が行われたことで、OBC株を200株保有することになったため、半分の100株を一度売却することにした。これはファンダメンタルズも、相場環境も好調なのに、株価がそれに連動した動きになっていないことがある。また200万円というポートフォリオの中で、50%近くをOBC株で占めていたため、資金を分散させる狙いもある。2019年2月22日の終値4460円で、100株を売却。25000の損失。残り、100株を保有。取得単価は、4710円になった。アステリアを200株買い増し!【アステリア(3853)】2019年2月22日(金)終値812円で200株を追加購入。合計で400株を保有。取得単価は、914.5円年初来高値(2018年4月26日) 1409円年初来安値(2018年12月25日) 641円2019年2月28日(木)終値 806円一方、2018年10月末に1株1017円で200株を購入した、ソフトウェア開発・販売のアステリアの株価は、その後低迷。2019年2月24日現在は購入価格から約20%下落した800円台で推移している。同社は、成長企業で株価収益率(PER)が非常に割高であるため、ある程度の下落は想定していたが、さすがに600円台まで下落したときは少し焦った。そんなアステリア株を、200株追加で購入することに決めた。買い増しの理由は、決算と同時に発表された「投資専門子会社」の設立にある。この投資子会社は、同社が重視する「4D」(Data、Device、Decentralized、Design)に合致する企業への効率的な投資を行い、グループの成長戦略を加速させるために設立された。投資原資は約2000万米ドルと予想されている。アステリアはかねてから、新たなM&A(企業の買収・合併)や積極的な投資を進めるとしていたが、これがカタチとして現れてきた。投資金額も、日本円で22憶円程度の投資会社ではあるが、時価総額140憶円ほどの同社の規模を考えるとかなり大きな投資と考えられる。このアステリアの「姿勢」に期待。成長を強く意識したいと思う。
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