2019年 5月 25日 (土)

「007」も温暖化に配慮 「黄色いベスト」運動との意外な共通点とは?(井津川倫子)

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   フランスで、マクロン政権に抗議する「黄色いベスト運動」のデモが続いています。毎週のように行われているデモは参加者の一部が暴徒化。高級ブランド店や老舗カフェで放火や商品が略奪される映像が世界中に流れて衝撃が走りました。

   この「黄色いベスト運動」、じつはあの「人気映画」との共通点があるのです......。

  • 黄色いベストであふれる(写真は、パリの街角)
    黄色いベストであふれる(写真は、パリの街角)

高級カフェ、あの「フーケッツ」も炎上!

   2018年末から続いている「黄色いベスト運動」。参加者が黄色い蛍光チョッキを着ていることが由来ですが、フランス語では「mouvement des gilets jaunes」になります。

   英語に直訳すると「movement of yellow vest」(黄色いベスト運動)ですが、報道を見る限り「yellow vest protests」(黄色いベスト抗議、デモ)という表現が一般的に使われています。

   「movement」よりも強い意味の「protests」(抗議集会、デモ)のほうが、ダイレクトに伝わるからでしょうか。仏語の「運動」が、英語になると「デモ」に変わっているのがおもしろいと思いました。

   先日の大規模デモでは放火や略奪が行われ、「BOSS」や「ロンシャン」といった高級ブティックが軒並み破壊されて、商品を略奪されるなどの被害に遭いました。

   なかでも、シャンゼリゼ大通りの老舗の高級カフェ、あの「フーケッツ」が放火されて炎上する映像にショックを受けた方も多いことでしょう。

Le Fouquet's restaurant is seen as symbolic of French power
(レストラン「フーケッツ」は、フランス権力の象徴とみなされている)
be seen as~:~とみなされる
symbolic:象徴的な

   「フーケッツ」といえば、フランス文化を象徴する歴史ある名店ですが、ミッテラン元大統領やサルコジ元大統領が好んだことから「権力の象徴」ともみなされていました。残念ながら今回は、「打倒エリート」を掲げるデモ隊の標的になってしまったようです。

   大切な文化を失ってしまったようで、世界中に喪失感が広がっています。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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