2024年 3月 28日 (木)

【企業分析バトル】流行の自動売買が強み インヴァスト証券「リスクオフ」でも買い!(國學院大学)

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   暖かくなり桜が満開のなか、株式市場は大荒れである。

   2019年3月19日、20日に行われたFOMC(連邦公開市場委員会)の結果を受けて、景気後退懸念が強く意識され、リスクオフ(投資家がリスクを回避するために、より安全な資産に資金を移す状況)のムードが一気に高まった。

   FOMCはこれまで年2回の利上げを予定していたが、3月の会合で、2019年は見送る見通しを示した。主な原因は、経済指標の悪化とされる。また、3月22日に発表されたドイツの製造業PMI(購買担当者景気指数)の大幅な悪化が追い打ちをかけ、欧州市場、米ニューヨーク市場は大幅安となった。こうした金融環境のなか、今回紹介するのは、東証JASDAQ市場に上場するインヴァスト証券だ。

  • インヴァスト証券は自動売買が強み(画像は、インヴァスト証券のホームページ)
    インヴァスト証券は自動売買が強み(画像は、インヴァスト証券のホームページ)
  • インヴァスト証券は自動売買が強み(画像は、インヴァスト証券のホームページ)

収益源は「自動売買」にあり!

【インヴァスト証券(8709)】
2019年3月29日現在    取得は見送り
年初来高値(2019年2月27日)  948円
年初来安値(2019年1月4日)   768円
2019年3月29日終値        880円

   証券会社というと、「株」というイメージが強いが、インヴァスト証券はFX(外国為替証拠金取引)やETF(上場投資信託)の自動売買を提供する証券会社である。

   通常の証券会社の場合、株式相場全体が冷え込むと投資家の売買が減り、収益の悪化が懸念される。しかし、インヴァスト証券は「トライオートFX」や「トライオートETF」といった自動売買で生じたスプレッド分を主な収益源としている。

   そのため、景気の動向も大切ではあるが、相場全体のボラティリティの高さが収益に直接結びつくわけだ。

   「トライオートFX」や「トライオートETF」は、ユーザーが選んだ通貨ペアやETFの銘柄を自動で売買してくれる。あらかじめ値幅を設定しておくことで、そのレンジ内で繰り返し取引をしてくれる。この取引の頻度が多ければ多いほど、証券側の収益機会は多くなるため、為替市場や株式市場のボラティリティが収益を左右している仕組みといえる。

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