2019年 12月 13日 (金)

「オープンイノベーション」意味知ってんの? オエライ社長様はベンチャーの話を聞く耳ない(大関暁夫)

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エライ社長の話は上流気取りの奥様の会話と一緒だ!

   私が自らの経験で分析をしたところ、入会資格が厳しい集まり(たとえば会合の役員企業の推薦が必要など)や、入会金や会費・参加費などが高額な集まりほど、その傾向が強くなるようです。

   それもあり、拙交流会は、「敷居も会費も低く」(「荒らし」排除で一応紹介制ではありますが)をモットーに始めることにしたのです。

   確かに、格式や会費の高い集まりほど、基本的に社会的地位が高い、いわゆるエライ経営者や成功した経営者が集まってくる傾向が強いのですが、彼らはそもそも交流とかオープンイノベーションとかの精神を持って会合に参加していないのです。

   会合の目玉である著名人らの講演を聞くついでに懇親会にも顔は出すものの、自社の話や自分の成功体験を機会があれば話してやろうという態度が基本であり、自分から他の参加者の話など聞き出そうなどとはこれっぽちも思っていない、そんな方々が大半なのです。

   よく見る光景は、ある社長が自社の取り組みを話し、それが終わると別の社長が「うちは今こうです」と話す。

   そこに話の発展はなく、会話は自然と途切れがちに。漫画の世界にありそうな、「タクの主人は大手商社勤務なもので、海外出張ばかりで『日本が一番』が口癖ですの」という話に、「タクは都市銀行の支店長。毎日接待、休日はゴルフ。偉くなるもの考えもの。健康が心配ですわ」と上流階級を気取る奥様同士の噛み合わない会話のよう。言い方は悪いですが、エゴとエゴのぶつかり合い。経営者の会話もこれと同じなのです。

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。 連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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