2021年 7月 24日 (土)

売り場からジーンズ消えて...... 「ジーンズメイト」11年ぶりに黒字を確保

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ジーンズ統計に含まれない製品がある

   たしかに、チノパンやカーゴパンツ、ジョガーパンツや、果てはスウェットパンツと、以前に比べればボトムスは多様化している。しかし、ジーンズ全体が深刻な退潮傾向かといえばそうでもなさそう。街行く人々の装いから際立ってジーンズが減ったということもない。

   ジーンズメイトによれば、都内でも学生街や住宅地にある店舗ではジーンズの人気は変わらず高く、店内の30%以上を占めているという。渋谷店では一時はまったくジーンズを置かなくしたところ、復活要望の声が寄せられ再び扱うようになった。

   ジーンズ市場では近年、ユニクロなどSPAと呼ばれる企画から製造、小売りまでを一貫して取り扱うビジネスモデルのアパレルの台頭が目覚ましい。国内有名メーカーや世界的なメーカーから技術者らを採用し、高品質ながら低価格な製品を送り出している。

   ブランド製品の半額以下で買えることもあり、チェーン店のジーンズ販売がSPA製品に脅かされている可能性がある。

   先に引用した「日本ジーンズ協議会」の生産統計にはSPA企業の生産数は含まれておらず、そのため、ジーンズの実態がつかめないことから同協議会では2013年以降調査を実施していない。

   ジーンズ販売をウリに、社名や店名にもその名を組み込んだジーンズメイト。ジーンズをめぐる動向をしっかり観察して再建に努めてきたが、努力はしっかり業績に反映され2019年3月期決算は11年ぶりの最終黒字を計上。この8日に発表された20年3月期第1四半期(4~6月)決算でも2期連続の黒字化を達成した。

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