2020年 2月 17日 (月)

ピューロランドを再建!女性社長のユニーク手腕にハローキティもにっこり

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バックヤード改修の効果

   小巻さんはまた、スタッフの士気をたかめるためにバックヤードの環境改善にも尽力。ピューロランドの性格上、女性スタッフの役割に期待が多く集まるところだが、その女性スタッフにとって「とても大切な場所」であるトイレの様子に凍り付いた。洗面台のボウルや鏡にはヒビ、個室の扉はささくれ立ち、便器は和式が中心で、洋式は便座が冷たく「心も冷え切るありさま」だったのだ。

   「このままでは絶対にダメだ」と小巻さん。「300万円くらいならなんとか...」と自費も辞さない思いで改修を決意。辻社長に許可を求め、惨状を切々と訴えた。最終的には会社負担で改修が実施されることに。工事が終わると、スタッフの士気向上の点では効果てきめん。「『会社は自分たちのことを考えてくれている』と感じてくれるようになったことが大きかった」。トイレがきれいになってからはネガティブな会話が激減する効果もあったという。

   小巻さんが赴任した2014年のピューロランドの来場者数は126万人。15年からは毎年、前年より10%増を続けており18年は219万人と、はじめて200万人を突破した。

   小巻さんが実践したのは「上から目線の指示型」ではなく、現場と密にコミュニケーションをとり、可能性を引き出すやり方で、自身では「お母さん型リーダー」を自認。新しいリーダー像を示した一冊。

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「来場者4倍のV字回復! サンリオピューロランドの人づくり」
小巻亜矢著
ダイヤモンド社
税別1400円

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