2020年 9月 23日 (水)

【日韓経済戦争】GSOMIA破棄で一番トクするのはトランプ米大統領? 文大統領の悔しい誤算 韓国紙で読み解く

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文大統領「韓国は日本の安保の防波堤として貢献してるのに...」

   文在寅大統領はいったいどういう理由で、GSOMIAの終了を決断したのか。11月19日に行われた国民との対話集会「国民が問う、2019国民との対話」で、出席者たちの質問に明確に答えている。その時の模様を伝える中央日報(11月20日付)「文大統領『GSOMIAが終了しても日本と安保協力』」から文大統領の論理を読み解くと――。

「文大統領はGSOMIAに関して『GSOMIA終了問題は日本がその原因をつくった』と述べた。文大統領は『韓国は防波堤の役割を果たして、日本の安全保障にあって非常に大きな助けになっている。日本は全体国内総生産(GDPのうち国防費の支出の割合が1%に満たないのに、韓国は2.6%に近い。我々は多くの費用を使って日本の安保に役立っているのに、日本が輸出規制を行うにあたって、韓国を安保上信頼できないという理由を挙げた』と指摘した」

   文大統領はさらにこう続けたのだった。

「韓国を安保上信頼できないとしながら軍事情報は共有しようという。それは矛盾した態度だ。韓国としては当然の態度を取った。ただ、GSOMIAが終了する場合があっても日本と安保上の協力はしていくだろう」

   韓国は、日本の国防費支出の約3倍もの割合の国防費を負担して北朝鮮の防波堤の役割を果たし、日本の安全保障に貢献しているのに、ひどすぎる仕打ちではないかというわけだ。

   しかし、文大統領の「論理」とは裏腹に韓国紙の多くは「GSOMIAを維持すべきだ」という批判の論陣を張っている。何より対北朝鮮への有事の際に重要になるからだ。韓国経済新聞(11月16日付)「社説:GSOMIA延長して韓米同盟の正常化を」がこう説明する。

「GSOMIAは平時よりも有事の際に重要となる。日本海から浸透する70隻にのぼる北朝鮮の潜水艦を韓国軍だけで防ぐのは難しい。日本海上哨戒機と艦艇が探知した北朝鮮潜水艦情報を韓国海軍が直ちに受けようとすればGSOMIAが必須となる。
GSOMIAが終了すれば、日本が探知した北朝鮮潜水艦情報を米国経由で受けるしかない。その時は北朝鮮の潜水艦はすでに去った後だ。1000発にもなる北朝鮮の弾道ミサイルへの対応も同じだ。北朝鮮ミサイルは数分以内に韓国に落ちるが、日本が先に探知することもある。北朝鮮ミサイル情報を韓国・日本がGSOMIAを通じてリアルタイムで共有してこそ効果的に防ぐことができる」
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