2024年 4月 25日 (木)

【株と為替 今週のねらい目】市場の警戒感は後退!? どうなる米中通商交渉(11月25日~29日)

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東京外国為替市場 狭いレンジでのもみ合い続く

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円80銭~109円20銭

   2019年11月22日(金)終値 1ドル=108円64銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、引き続き狭いレンジでのもみ合いが続きそうだ。

   前週の外国為替市場でドル円相場は、弱含みでもみ合いとなった。米中貿易協議に対する不透明感や台湾の政情不安で、一時的にリスク回避のドル売りが見られたものの、急激なドルの下落につながることはなかった。

   今週の外国為替市場でドル円相場は、米中貿易協議や米国の金融政策で強弱材料が交錯しており、狭いレンジでのもみ合いが続きそうだ。米中貿易協議は年内の第1弾の合意に対して不透明感が出ている半面、中国の劉鶴副首相とライトハイザーUSTR(米通商代表部)代表の会談が実現する可能性がある。

   米国の金融政策では、マイナス金利などについてトランプ米国大統領とパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が11月18日に会談したことで、再び追加利下げの思惑が出始めている。25日に予定されているパウエルFRB議長の講演は注目。

   経済指標は、国内では25日に9月景気動向指数、29日は10月の失業率・有効求人倍率、10月鉱工業生産、11月消費動向調査などが予定されている。

   米国では、25日にパウエルFRB議長講演、26日に10月の新築住宅販売件数、27日に7~9月期GDP(国内総生産)改定値、10月の耐久財受注、10月の個人所得・個人消費などが予定されている。

   なお、28日に日本銀行の黒田東彦総裁講演が予定されている。

(鷲尾香一)

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