2020年 4月 1日 (水)

【日韓経済戦争・番外編】米軍「イラン司令官暗殺」にすくみあがった北朝鮮 金委員長は「斬首作戦」怖さに雲隠れか 韓国紙で読み解く

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政治的危機を「斬首作戦」で乗り切るトランプ大統領

「斬首作戦」に金正恩委員長は衝撃を受けたと報じる中央日報(2020年1月6日付)
「斬首作戦」に金正恩委員長は衝撃を受けたと報じる中央日報(2020年1月6日付)

   そして、朝鮮日報(1月6日付)は「社説:米国のイラン軍司令官斬首作戦、北はデッドラインを越えるな」で、北朝鮮にこう警告を発している。

「ソレイマニ司令官殺害は、敵司令官の動きをリアルタイムで追跡し、外科手術的に除去する、まさに『斬首作戦』そのものだ。過去には斬首作戦の成功率は決して高くなかった。標的の移動経路や隠れ家などを正確に把握するのが難しかったからだ。ところが今米軍は人工衛星とドローンによって標的の動きを把握する能力を格段に向上させた。米メディアもドローンの操縦士らが標的を追跡し『忍者爆弾』を発射したと伝えている」

   そして、トランプ大統領をなめてはいけないと、北朝鮮にこうも指摘する。

「今年は大統領選挙を控え、また弾劾によって追い込まれていることもあって軍事行動に乗り出す可能性が高い。昨年末に米下院で弾劾に向けた調査が行われていた際には、イスラム国の指導者を斬首作戦によって殺害し、政治的な危機を乗り越えようとした。トランプ大統領は大統領選でイラン問題と同じく対北朝鮮政策の失敗も追及される可能性がある。トランプ大統領によるイランに対する斬首作戦は、米国防長官が北朝鮮に向け『今夜にでも戦う準備ができている』と警告してからわずか数時間後に実行された」

   社説では最後に金正恩氏に、

「北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射などで米国に直接『核攻撃を行う』と脅迫し、これがトランプ大統領の選挙運動に悪材料となれば、トランプ大統領がどのような行動にでるか予測がつかない。金正恩委員長はトランプ大統領を単なるほら吹きと考えているかもしれないが、選挙を控えたトランプ大統領の行動は軽々しく判断すべきでない。絶対にデッドラインを越えてはならない」

とアドバイスしている。

   金正恩氏は「衝撃的な行動に出る」と米国を脅してきたが、それ以上に「衝撃的な行動」に出かねないのがトランプ大統領だというわけだ。

(福田和郎)

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