2021年 5月 11日 (火)

【日韓経済戦争】新型肺炎でもライバル心むき出し!「被害は日本のほうが大きいが、政府の対応は日本のほうが早い」韓国紙を読み解く――

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中国から「最も重要な友」と言われた日本を見習え

   一方、日本政府の新型肺炎対策の素早さを羨む論調も目立つ。中央日報(1月29日付)「コラム:『現場から』 チャーター便もマスク支援も日本より一歩遅れた韓国政府」が日本政府を引き合いに韓国政府をこう批判する。

「韓国政府は、新型肺炎の発源地である中国武漢に孤立した韓国人700人余りの帰国を支援するため、1月30~31日にチャーター機4便を投じるが、このときに武漢に向かうチャーター便を通じて官民合同でマスク200万枚を用意して中国側に伝達する。政府措置は日本と比べてどれも一歩ずつ遅れた。新型肺炎の先制対応に失敗したという指摘も出ている」

   日本は政府と民間が足早に動いた。茂木敏充外相は1月26日、中国の王毅外相に電話をかけて慰労を伝える一方、対策を協議。日本は28日夜にチャーター便を派遣。29日朝、武漢居住の日本人約200人を1次帰国させた。

   民間では、26日に100万枚の防疫マスクを中国に空輸した。迅速に支援に乗り出した日本に対して、中国ネットユーザーは「日本、マスクありがとう!」と感謝し、「必要な場所にそれに合った支援を瞬時に送る」という意味の「雪中送炭」という表現を使った。

   ところが、韓国ではマスクなどの寄付活動は民間が先に動き、政府があとからそれに参加した。やっとマスクを中国に送ったのは、日本より2日遅れの28日だった。もっと前から青瓦台(大統領府)の掲示板に武漢にマスクを寄付しようという請願が投稿されたのに対応が遅かった。チャーター機を派遣するのも日本より2日遅れというありさま。

   そして中央日報は最後に、こう残念がるのだった。

「中国では『真の友は患難を共に克服した人』という認識が強い。新型肺炎で素早く支援に動いた日本に対して『過去に過ちを犯した日本だが、今、日本は中国の友だ。それも最も重要な友』という評価が出ている。伝染病が拡散危機にあるときは、『最初からやりすぎだ』という評価が出るほど、果敢な先制対応を行うのが正しいという疫学専門家の警告を、韓国政府は深く心に刻んでもらいたい」

(福田和郎)

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