2024年 4月 25日 (木)

50代、後悔しないために「今」できることをやる!【ひろ子ママの教訓 その5】

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   きょうは先日50歳を迎えたばかりのTさんです。

   飲み過ぎかしら。涙目ですがどうしたんでしょう。何かあったみたいですね。さっそく聞いてみようと思います。

「じつは昨年、父が亡くなりました。父は75歳だったので、団塊の少し前の世代ですね。60歳で定年を迎え、その後はゆったりと過ごしていましたね。父は『ザ・昭和』という頑固オヤジでしたね。定年後は少し丸くなったようには感じていましたけど。
今、父の遺品を整理していますが、おそらく父が定年後に書いたと思われるノートが見つかったんです」
  • 失ってから気づくことは少なくない……
    失ってから気づくことは少なくない……
  • 失ってから気づくことは少なくない……

失ったときに気づく「ありがたみ」

「その内容は、あまりに衝撃的でした。
・仕事ばかりで家族の時間を持てなかった
・妻を旅行に連れて行くことができなかった
『~できなかった』と後悔ばかりが綴られていました。
母もノートのことは知らなかったようです。父はこの内容を心に抱えたまま亡くなったのかと思うと不憫で。不憫というよりも、父のこんな思いに気づけなかった自分に対して苛立ち・後悔、もう『後悔』のひと言ですよ。もっと話をしておくべきだった......。」
お悩み中

   人って身近に「死」を感じた時に「後悔」を感じ始めますよね。「死」だけでなく、何かを失った時。たとえば病気になった時など、健康を失ってようやく気がつくものです。「ありがとう」の反対は当たりまえとも言いますが、ふだん当たりまえにそばにあるものって、当たりまえ過ぎて「ありがたみ」を感じませんよね。

   最近、恩師が病気で亡くなるなど、「死」というものを感じることが増えてきました。失ってから「後悔」するのでは本当に遅いって思います。後悔が消える、全部消えることはないのかもしれませんが、「後悔しないために今、できることをやる」それが生きるってことなのかなと思います。

   ちなみに、わたしの中の今のテーマは、

「明日死ぬかのように生きろ、永遠に生きるかのように学べ」

   ガンジーの言葉です。

   生と死を完全に理解することはできないと思いますが、考えることはできるのかなと思います。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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