2021年 7月 29日 (木)

【株と為替 今週のねらい目】安倍首相「緊急事態宣言」発令 なるか!? 株価は1万9000円台固め(4月13日~17日)

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   安倍晋三首相が2020年4月7日に7都府県を対象とした「緊急事態宣言」を発令した。欧米諸国では新型コロナウイルスの感染拡大がピークアウトの兆しがみられるとされるが、日本での警戒は緩まない。日米の感染者数と死亡者数の動向が、株式と為替市場の焦点となっている。

   そうしたなか、東京株式市場の日経平均株価は1万9000円台を回復した。どうなる? 今週の株式・為替マーケット!

  • 株価1万9000円台固めへ……
    株価1万9000円台固めへ……
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東京株式市場 コロナ禍に神経質になっている

日経平均株価予想レンジ:1万85000円~2万円

   2020年4月10日(金)終値 1万9498円50銭

   今週の東京株式市場で日経平均株価は、1万9000円台を固める展開か。

   前週の日経平均株価は、欧米での新型コロナウイルス感染拡大の鈍化を受けて、米ニューヨーク株式市場のダウ30種平均株価の上昇などを好感し、4日続伸して1万9000円台を回復した。9日にFRB(米連邦準備制度理事会)が追加支援策を発表したことも支援材料となった。

   7日に安倍晋三首相が7都府県を対象に「緊急事態宣言」を発令したが、相場に織り込まれていたことから、大きな下げ材料にはならなかった。

   今週の日経平均株価は、1万9000円台を固める展開が見込まれる。日本では、新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、鈍化の兆しは見えないものの、欧州では米国がピークアウトの見込みが見られるなどを好感する動きになっている。

   ただ、国内での感染拡大に対して、ロックダウン(都市封鎖)など感染防止策が一段と強化される懸念は続いており、株式相場は国内での感染拡大に対して神経質になっている。このため、日経平均株価が2万円を上抜けるのは簡単ではなさそうだ。

   今週は、中国の経済指標が多く発表されるため、注目だ。

東京外国為替市場 米国の感染拡大はピークアウトか

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円00銭~110円00銭

   2020年4月10日(金)終値 1ドル=108円46銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルがしっかりの展開か。

   前週のドル円相場は、米国の新型コロナウイルスの感染拡大がピークアウトするとの見通しが出されたことで、リスク回避のドル売りの縮小材料となった一方で、新規失業保険申請件数が市場予想を大幅に上回り、急激に増加するなど米国経済に対する悪化懸念がリスク回避のドル売り材料となるなどの強弱材料から、もみ合い相場となった。

   今週のドル円相場は、ドルがしっかりの展開か。焦点となる新型コロナウイルスの感染拡大で、米国ではピークアウトの見通しが出ている半面、日本では感染拡大が続いており、ドル買い・円売りの動きが続きそうだ。

   ただ、米国経済の悪化懸念はドルの上値を抑えており、ドルが大きく上昇する地合いにはない。日本での新型コロナウイルスの感染拡大に鈍化が見られるようであれば、円買い材料になる可能性がある。

   経済指標は、国内では15日に3月訪日外客数などが予定されている。

   海外では、14日に3月の中国貿易収支、IMF世界経済見通し、15日に3月の米国小売売上高、4月の米ニューヨーク連銀製造業景気指数、3月の米国鉱工業生産と米国設備稼働率、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、16日に3月の米国住宅着工件数、17日に中国の1~3月期中国GDP(国内総生産)と、3月の中国鉱工業生産と3月小売売上高、IMF(国際通貨基金)・世界銀行春季総会(19日まで)などが予定されている。

(鷲尾香一)

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