2020年 7月 16日 (木)

【ステイホームは本を読む!】健康にいいと人気の「オメガ3」オイル 「妊活にもいいかも」ってホント?(尾藤克之)

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ビルベリー由来アントシアニンがピント調節機能をサポート!

   血液がサラサラになる。中性脂肪を抑え、痩せられる! と、いま大注目なのが「オメガ3」オイル。主にサバなどの青魚から摂取できるため、サバ缶はいま品薄状態の大ブームです。

   そんなオメガ3オイルの、さらなる効能が明らかになりました。

   著者の大塚聡子さんは、オメガオイル料理研究家として、一人でも多くの方の「健康寿命を延ばす」ことを志し、活動中です。監修は、守口徹さん。麻布大学生命・環境科学部教授で、オメガ脂肪酸の有用性を広めるべく、20年以上にわたって研究する第一人者です。

「最強の妊活!」(オメガさと子/大塚聡子著)小学館

油の「常識」は20年前から激変

   かつて、油は「控えるべき食品」カテゴリーのトップでした。20年前のガイダンスでも、そのトップにすべての油がまとめて入っていました。

   ところが、現在では「油は単なるエネルギー源というだけでなく、身体の構造や機能に必要な栄養素であり、種類を選び、良質なものを積極的に取る」ことが、新常識になりつつあります。

   油は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類できます。飽和脂肪酸は「脂」のことです。不飽和脂肪酸は植物油や魚介類に含まれる油で、エネルギー源や細胞膜の材料となり、体内にたまりにくいのが特徴で、これを総称して「オメガオイル」といいます。

   さらに、オメガオイルは3タイプに分かれます。

・DHA、EPA、α-リノレン酸を多く含む → オメガ3オイル
・リノール酸を多く含む → オメガ6オイル、
・オレイン酸を多く含む → オメガ9オイル。

   オメガ6オイルを過剰摂取すると、アトピーや花粉症などのアレルギーを誘発するほか、がんや心疾患のリスクを高めるという報告もあり、摂りすぎには注意です。外食や加工食品、コンビ二食品、お菓子の多くにオメガ6オイルが使用されています。

   製造過程で高熱処理を施されるサラダ油や、何度も使い回す揚げ油には、トランス脂肪酸が含まれています。コンビニのおにぎりにも、「植物性油脂」と表示されたサラダ油などの安価な油が使われています。オメガ6の油を摂りすぎは危険だと、大塚さんは警鐘を鳴らします。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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