2020年 12月 3日 (木)

テレワークで進展する「成果」評価 成否の分かれ目は「管理職」にあり!(大関暁夫)

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   「コロナ危機」によって、いきなり「働き方改革」の実践を余儀なくされた日本。それまで一部の大企業での実験的導入や新進のIT企業あたりでしか見られなかった、テレワークという名の勤務体系が突如として当たり前の世界に転じました。

   Zoomに代表されるオンライン会議のアプリケーションが驚異的なダウンロード数を記録したり、企業が在宅用PCの調達に走り中古PCが市場から消えたりするなど、にわかテレワークブームが巻き起こっています。

  • テレワークに戸惑いも……
    テレワークに戸惑いも……
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オンライン会議なら時間を有効に使える

   じつは、テレワークは2013年に安倍政権のアベノミクス戦略の中で、その促進が盛り込まれていました。当時の目標は、「2020年に、週一日以上在宅勤務する雇用型在宅ワーカーを全就業者の10%以上にする」というもので、女性の就業支援策の一環でした。

   今の、極力外出を控えるという情勢下での在宅勤務率は、50%を超える状況にあろうかと思いますが、これはあくまで有事の緊急避難的な措置であり、当然これをもって目標達成とはできないでしょう。

   しかし、コロナ危機が終息に向かった後にも、今回の経験がテレワークの定着に貢献することは間違いなく、結果として平時の目標の達成も確実な状況にありそうです。

   私自身も4月以降は、ほぼ100%テレワーク状態が続いています。仕事柄、これまでクライアント先に出向いて行なってきたミーティングや会議は、すべてオンライン化に移行し、自宅兼事務所ではそのための、あるいはそれを受けた資料および企画づくりという流れになりました。

   利点は、これまで月に1~2回訪問して、打ち合わせや議論に1~4時間ほどを費やしてきたのが、まず移動時間がゼロになるということ。これは大きいです。移動にいかにムダな時間を費やしていたか、今まで当然のこととしてあまり意識してこなかった事実を突きつけられた気分です。ムダの排除により、デスクワークも確実にはかどりました。

   オンラインの打ち合わせについて申し上げれば、画面越しの長時間はつらいので1回のミーティングはおおむね1時間以内に抑えられ、参加者も時間を意識する傾向が強くなって要点を捉えた話を心掛ける、脇道に逸れない意識が出るといった利点を感じています。

   何より訪問ミーティングの場合は、一度の訪問でついあれもこれも済ませてしまおうと、打ち合わせがてんこ盛りになりがちなのですが、オンラインならいつでも気軽にコミュニケーションがとれるので、打ち合わせを分割することが容易な点が、大きなメリットと感じています。

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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