2020年 8月 12日 (水)

【尾藤克之のオススメ】あなたは理解しているか? 知らないと損する「おみやげ」の効果

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   私たちの周りには「知っているけど、親しくはない人」たちであふれています。そんな人と意図せずして2人きりになり、ちょっとした気まずさを覚えることはよくあります。そんなとき、ありふれた天気の話や最近のニュースなど、ただ「間を埋めるための雑談」だけしていていいのでしょうか。

   たかが雑談、されど雑談。仕事がデキる人たちは雑談がいかに自分をアピールするための有力な機会であるかを知っています。だからこそ、彼らはしっかりと事前に「おもしろいネタ」を仕込み、雑談を武器にしているのです。

「武器になる雑談力」(本間立平著)きずな出版
  • 女性社員が多い会社のおみやげはスイーツで決まり!
    女性社員が多い会社のおみやげはスイーツで決まり!
  • 女性社員が多い会社のおみやげはスイーツで決まり!

クライアントに「おみやげ」を買ってもらう?

   ある日、クライアントとの打ち合わせが終わると、小さなお菓子を営業マンに手渡している光景を目にしました。それは、クライアントの地元のお菓子でした。帰省した際、営業マンのためにわざわざ買ってきたくれたのです。この状況からは何が見えてくるのでしょうか――。

「しかし、クライアントにおみやげを『あげる』ならまだしも、『もらう』のはあまり聞かない話です。そこで帰り道、『あのおみやげは、なにかのお返しですか?』と聞きました。すると、営業マンはこう答えたのです。『あれは、クライアントのサプライズ。驚いたよ。ただこの前、会話の流れで、『それ、食べたことないです』って言っちゃったんだよね......。だから、オレが〈催促〉したようなものなんだけど(苦笑)」

   著者の本間立平さんは、そう言います。

「クライアントにおみやげを『ねだる』......なんて奇妙なことをするのかと驚きました。しかし思い起こせば、おみやげを渡すときのクライアントはうれしそうでした。そして営業が喜びを露わにしたことで、その場は非常にいい雰囲気になりました。結果的に、営業マンの『おねだり』が、クライアントとの関係を、プラスの方向に動かしたことは否めないのです」

   しかし、どうして「おみやげをねだること」が、良好な関係づくりにつながるのでしょうか。本間さんは、小学校の先生がいたずらっ子に説教したときのひと言を、いまでも思い出すといいます。それは、「人にされて嫌なことはするな」ということ。これは「人にされてうれしいことをしろ」の意味に変換できます。気配りができる人は「人にされて、うれしいこと」で関係を構築しているのです。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
https://amzn.to/2vPNTze
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中