2020年 9月 19日 (土)

【企業分析バトル 第3戦】就活生に1番人気の「伊藤忠商事」の魅力はどこに?(早稲田大学)

ホットでもアイスでも美味しい。季節にあわせて楽しめる、大正製薬の乳酸菌が入ったごぼう茶。

   大学の前期を乗り切り、夏休みが到来した。大学のすべての授業はオンライン。もちろん、人生初の体験であり、新鮮に感じた。しかし、出席代わりに課題が課され、その量が膨れ上がっていたため、個人的には対面のほうが好ましく思った。

   大学3年ということもあり、就職活動が頭によぎって手放しに夏休みを喜べない。また、COVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大で、各企業も前例のない赤字を計上していることもあり、先が見えない状態にある。

   そういった不透明な状況による不安感からか、就活生の動き出しが例年より前倒しになっているとの情報もある。そこで、今回は「就職活動」の観点から、企業を分析していこうと思う。

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「付加価値を最大化する」ビジネスだ!

   就活生に人気の企業は、いったいどこなのか? 東洋経済onlineの「就活生2.4万人が選んだ『就職人気ランキング』」によると、3位は日本生命,2位は全日本空輸、そして1位は伊藤忠商事だった。

参考リンク:東洋経済オンライン「就活生2.4万人が選んだ『就職人気ランキング』」(2020年4月6日付)

   文系、理系ともに高い人気を誇っていることがわかる。今回は「伊藤忠商事」(8001)を見ていく。

   「伊藤忠商事」――。就活生であれば、誰もが一度は耳にしたことがあるだろう。また最近では、傘下のファミリーマート(8028)のTOB(公開買い付け)による完全子会社化計画を発表したことで、一般的にも有名な企業であろう。

   伊藤忠商事は総合商社である。単独の資源、コモディティを取り扱っている専門商社と異なり、多様な商品を扱っている。また商品のトレーディングだけでなく、近年にかけては関連多角化による「事業投資」、そして「経営」による企業価値の上昇によるキャピタルゲインによっても利益を上げているようである。

   そのため、経営統治上、多くの子会社をもつ複合企業であることがわかる。よって、どのようなビジネスモデルであるのか、非常にわかりにくくなっているが、平たく言うのであれば、「バリューチェーンの川上から川下まで広く関わることで付加価値を最大化する」ビジネススタイルだ。

   具体的にどうような事業を行っているのか、見ていこう。大きく8つの分野に分かれている。繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融、第8(異業種融合)の8つのセグメントだ。

   2020年3月期の有価証券報告書によると、連結会計による収益合計は多い順に、食料が3兆800億円、エネルギー・化学品が2兆600億円、機械が1兆200億円となっている。他の多くの商社が資源エネルギーに強みをもっているのに対して、伊藤忠商事は食料に強みをもっている。 そのため、他の商社は資源の価格変動リスクを持っている一方、伊藤忠商事は資源価格変動によって致命的な損失を出す可能性が低いといえる。連結の純利益は5592億円、自己資本利益率(ROE)は16.98%、株主資本比率は27.44%となっている。

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