2021年 9月 21日 (火)

韓国紙の嘆き節「不買運動」は日本企業に打撃を与えず! おまけに中国市場でも韓国は大損【日韓経済戦争】

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「BTS」の発言が中国で大炎上、「韓国製品不買運動」に

   「結局自分たちが逆風にさらされる」という、チェ・ウォンソク記者の自問は、最近、中国で起こっている激しい「韓国製品不買運動」を指しているようだ。

   韓国の人気アイドルグループ「BTS」(防弾少年団)のメンバーが、朝鮮戦争での米韓国民の「犠牲」について発言したところ、「中国を侮辱した!」と大炎上。韓国製品の不買運動に発展しているのだ。

   ハンギョレ(10月14日付)「ニュース分析:BTSが呼び起こした中国ネットユーザーの愛国主義」が、こう伝える。

BTSが引き起こした韓国製品不買運動を報じるハンギョレ(2020年10月14日付)
BTSが引き起こした韓国製品不買運動を報じるハンギョレ(2020年10月14日付)
「BTSの発言に対する中国のネットユーザーらの集団反発が広がっている。事件の発端は10月7日、BTSが米韓の関係発展に貢献したとして、米の非営利団体『コリア・ソサエティ』から賞を受けた。その授賞式でBTSのリーダー、キム・ナムジュン(RM)が行った発言が物議をかもした。彼は開戦70周年の朝鮮戦争について言及、『両国(韓米)が共有した苦痛の歴史と数多くの犠牲を記憶する』と述べたのだ」

   韓国と米国の友好の場としては、そう間違ってはいない発言と思われるが、米韓が戦った朝鮮戦争の相手国は中国と北朝鮮だ。中国も当時、多くの犠牲を払った。中国のネットユーザーが激怒した。中国版ツイッターの微博(Weibo)などに「♯BTSが中国を侮辱」のハッシュタグがつき、

「中国でカネを稼ぎながら中国人の感情を逆なでした。中国市場から追い出さなければならない」

という激昂した書き込みが相次いだ。

   ハンギョレが続ける。

「(大メディアの)『環球時報』(編集部注:中国共産党機関紙『人民日報』系列の海外ニュース紙で、民族主義をあおる傾向が非常に強い)まで論議に加わり、事態が大きくなり始めた。BTSを宣伝に使っていたサムスン電子や現代自動車などは、宣伝媒体やホームページからBTSを外す対応に追われた」

   BTSが巻き起こした中国での「韓国製品不買運動」は、株価の下落騒ぎにまで及んだ。記録的な高値が話題になったBTSの所属事務所の新規上場株が、わずか10日ほどで記録的な大下落になってしまったのだ。

   聯合ニュース(10月26日付)「『BTS株』が暴落 最高値の半値以下に」が、こう伝えている。

「10月26日の韓国株式市場で、BTSが所属する芸能事務所、ビッグヒットエンターテインメントの株価が前営業日比9.57%安の1株当たり15万6000ウォン(約1万4500円)で取引を終えた。上場初日の10月15日には投資家の買いが殺到し、株価は一時35万1000ウォンまで高騰したが、半値以下に下がった。 さらに13%程度下がれば、公募価格の13万5000ウォンを割り込む。ビッグヒットは下半期最大の新規株式公開(IPO)として大きな注目を集めたが、上場から8営業日のうち22日を除き、下落し続けている」

   巨大市場の中国に対して「大人の対応」をしている日本と、アイドルまでが「歴史認識」をすぐに出してしまう韓国。朝鮮日報のチェ・ウォンソク記者が憂えるのは、こういう「大人の対応」の差だろうか。

(福田和郎)

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