2022年 10月 3日 (月)

時代を先取り「ホラクラシー」 ティール組織に挑んだ「ザッポス」

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都市にあるレジリエンスを企業に!

   シェイCEOは、都市にレジリエンスがあることを見出す。時の試練に耐えて変わらず、それなりの規模を維持し続けるあり方は「大規模な自己組織の理想的な手本という意味でも最適」という。

   都市の規模が2倍になると、住民1人当たりのイノベーションと生産性は15%向上するなど、都市には指数関数的な性質がある。ところが企業では、組織の規模が倍加すると生産性は大幅に低下する傾向がある。

   ヒエラルキー型の企業では、一つのことが効率的になって改善されるとうまく機能するが、強い競合企業や別のテクノロジーが登場するなどのイノベーションがあると途端に機能しなくなる。かつて偉大だった企業が、レジリエンスをもたなかったため姿を消した例は少なくない。

   シェイCEOは、ザッポスを都市のような自己組織化のシステムに移行させるため2014年1月にその第一歩を踏み出す。それがホラクラシーの導入だ。

   本書によると、ホラクラシーは、自己組織化に向けて組織を後押しするためのガイドラインや構造。つまり、自己組織化を達成する手段だ。従来の会社は1人が所属するチームは1つで1つの基本的職務を担うが、自己組織化する組織では1人が複数のチームに所属し、さまざまな取り組みに参加できる。

   このことだけでも「革命に近い変化」であり、多くの斬新なアイデアを生み出し、停滞や生産性の低下をもたらす「組織のサイロ化」の解消を促す効果がある。

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