2021年 5月 8日 (土)

育休取得も進まないのに「男の産休」ってアリ? 厚労省に「ありがた迷惑」という女性が多いワケ(2)

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「男性の育休さえ満足に取る人がいないのに、男の産休ってアリ?」

   厚生労働省が実施を目指す「男性の産休」新設と、企業に育休取得促進を義務付ける制度の動きが加速している。

   しかし、女性たちの間では、

「家でゴロゴロしているだけの、育休だってありがた迷惑なのに」
「まず、夫の家事・育児のスキルを磨く研修から始めてほしい」

という批判の声が多いのだ。いったい、どういうことか?

  • どこまで育休時に参加するかがカギ(写真はイメージ)
    どこまで育休時に参加するかがカギ(写真はイメージ)
  • どこまで育休時に参加するかがカギ(写真はイメージ)

「夫が家でゴロゴロ、ストレスで全身に蕁麻疹が出た」

   育休をとる勇気があり、「意識が高い」はずのイクメンでさえこのありさまだ。企業に義務づけて「意識が低い」夫たちが大挙してとるようになったらどうなるのか、女性たちの心配の声がネットにあふれている。

   まず、ジャーナリスト(福祉・医療・労働)で早稲田大研究所招聘研究員の、なかのかおりさんが、こう指摘した。

「男性の育休の義務化は難しい。労組・連合のコロナ休業中のアンケート調査によると、男女とも在宅ワークが進んだにもかかわらず、約8割の女性が育児対応をしていました。意識が高く、家事や赤ちゃんの世話が苦にならない男性なら、うまくいくでしょう。でも、自分の役割でないと思いがちな男性、単純に女性の心身の負担が理解できない男性が少なくありません。夫がいても頼めないと、食事を出すなど『夫の世話』も増え、妻のストレスになるだけ。男性の意識向上やトレーニングから取り組む必要があります」

   実際に夫が育休をとった経験を持つ女性から、こんな残念なエピソードが相次いだ。

「正直、義務化はやめてほしい。取りたい人だけが取ればいい。旦那が育休を取ったが、ずっと寝てばかり。こっちは授乳があるから24時間子どもにつきっきりになり、2時間くらいまとまった昼寝がしたいのに、夫にその発想がなく、自分だけがゴロゴロ。オムツを変えただけでやったつもりに。ストレスが溜まってイライラ...。義務化より稼いでほしい!」
「男の産休って、妻からすれば『ちょっと家事を手伝ったくらいでドヤ顔されるなら、会社にいてくれたほうがよい』と思うはず。一番不愉快に感じるのは、産後の大変な時期にもう1人、デカくて可愛くない子どもができること。育休を取るにしても夫婦で話し合って決めないと、今後の家族生活が大変になりそう」
「家事がそうとう出来る人でないと育休は無意味。気持ちよりも何よりも家事のスキルが一番大事。3人目の子の時に夫が育休を1か月とったが、できるのはカレーを作ることと掃除機をかけること。夜間授乳を代わってくれるわけでもなく、夕方4時からビールを飲みだし、長男にチョッカイかけてケンカする始末。完全に『とるだけ育休』でした。私はよけいなストレスで、全身に蕁麻疹(じんましん)が出ました」
育休が夫婦げんかのタネになることも......
育休が夫婦げんかのタネになることも......
「男性の産休育休よりも、子供が3歳までは定時帰宅とか時短勤務とかを義務化してくれたほうが助かります。うちの夫に『今後育休が義務になるのと、時短か残業なしになるのと、どっちがいい?』と聞いたら、『仕事を休めるなら育休がいい』と言っていました。共働きで2歳児がいますが、平日休日を問わず家事育児ノータッチの夫が育休取って何かやってくれるとは到底思えない」
「育休を考えている男性方。産後の奥さんはボロボロです。旦那さんのフォローまでできません。出産を迎える前に奥さんから家事を教わったり、母親学級に一緒に行って勉強したりして、準備してから育休とられてください。きっと素敵な時間になると思います」
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