2021年 12月 6日 (月)

成績の上がらない営業マンが理系の強みでIT化を推進 ベンチャー社長への道を拓いた【若手経営者インタビュー】

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「人材情報サービスでキャリアをスタートできてよかった」

オウンドメディア「HRog」編集長も兼任するフロッグの社長、菊池健生さん
オウンドメディア「HRog」編集長も兼任するフロッグの社長、菊池健生さん

   2017年10月、ゴーリストに入社。前職では課長職だったが、転職後は「ヒラ社員」。しかし、任された仕事は役員から引き継いだもので、「取引先から、『お一人で対応されるのですか』と不安そうにされることもあった」と、苦笑い。「そのリアクションがきつくて......」と冷や汗を重ねていたとき、「名刺で役員以外の肩書きは自由に使っていい」と言われていたことを思い出し、「事業企画室長」の名刺を持ち歩くようになった。

   一方、社内では事業企画の担当として、経営幹部で構成する毎月の経営会議に出席。「会議では当時の事業部長が話をするのですが、いつも『そこはこうしたほうがいいですよ』『それはそうじゃないほうがいいですよ』などと提案していた」と言う。

   しばらくすると、「じゃあ、お前が(責任者を)やれ、ということになって......」。入社半年後の2018年4月には、晴れて事業部長に就任した。

   菊池さんが手始めに取り掛かったのは、事務作業の合理化。領収書を1枚ずつ、またカード精算も1件ずつ確認して損益計算書(PL)をまとめて経営状況をつまびらかにした、新たなシステムを導入して顧客管理を整えた。その期待に違わぬ業務遂行能力の高さから、約1年後の19年3月にゴーリストの取締役に迎えられる。

   「ヒラ社員」から入社後1年半で役員に就いた菊池さんは、1年後には事業部の売り上げを前期比20%も伸ばした。さらにオウンドメディア「HRog」の編集長として、ゴーリストが扱うサービスへの問い合わせを倍増させる実績を上げた。

   このオウンドメディア「HRog」をゴーリストから切り離し、かつ人材業界向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のコンサルティングを事業化して立ち上げたのが、株式会社フロッグだ。

   働き方改革で、求人情報のデータは時代に不可欠。学生時代に思い描いていた仕事とは、やや異なるが、菊池さんは今、人材情報サービス業界でキャリアをスタートできたことを、よかったと考えている。

   菊池さんは、「これまでは、求人市場は放っておいても成長していくとみられていたが、コロナ禍で業界全体が変わり始めた」と指摘。データ活用の巧拙や情報を伝えるためのデザイン力がモノを言いそうだ、と手応えを感じている。

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