2021年 9月 26日 (日)

レンジ相場に挑んだ同志社大が後退、明大も英ポンドを損切りして......(第12節)【FX大学対抗戦 Bグループ】

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

    今週(2021年8月9日週)のトレードはかなり苦戦したようだ。

   「自分のトレード手法にはあまり向かない相場だった」という同志社大学のFOXさんは、レンジ相場に米ドル円で挑んだが、思うように伸ばせず。「このような地合いのときは、その相場に合っているやり方をやることを学んだ」と振り返る。明治大学の佐藤諒さんは8月5日から保有していた売りポジションのユーロ円を損切り。一歩降後退した。

   早稲田大学のNAKAMURAさんは、FRB(米連邦準備制度理事会)のテーパリング(量的緩和の縮小)議論がどうなるか、気にする。「ファンダメンタル要素について一度、自分の中で整理してから今後の取引に臨もうと思った」と、今週も取引は控えた。

   慶應義塾大学の2Gさんは体調がすぐれず、取引できず。また、一橋大学のボンゴレさんは多忙のため、取引をお休みした。

  • 果敢に相場に挑んだ明治大学と同志社大学だったが……
    果敢に相場に挑んだ明治大学と同志社大学だったが……
  • 果敢に相場に挑んだ明治大学と同志社大学だったが……

注目はFRBのテーパリング議論のゆくえ(早稲田大学 NAKAMURAさん)

   FX大学対抗戦をご覧のみなさま、こんにちは。早稲田大学3年のNAKAMURAです。

   まず、今週(8月9日週)の振り返りをしていきます。結果からいうと、今週も取引は控えました。僕自身バタバタしていてあまりチャートが見られなかったという理由もありますが、8月26日?28日に米ジャクソンホール会議(カンザスシティー連邦準備銀行が毎夏、ワイオミング州のジャクソンホールで開く金融・経済シンポジウム)が控えるなか、FRB(米連邦準備制度理事会)のテーパリング(量的緩和の縮小)議論がどうなるかなど、ファンダメンタル要素について一度自分の中で整理してから今後の取引に臨もうと思ったからです。

   児山将さんのコメントにもあったように、「ジャクソンホール会議でパウエル議長が12月よりもテーパリング時期を前倒しするコメントをすると、ドル買いが進みやすい」と考えられるので、こうした傾向が見え次第、ドル買いを基本スタンスとして進めていこうと思います。

   今週の大きな流れとしては、米長期金利が上昇し、国内債にも売りが及んでいます。前回の記事で、インフレ期待による実際のインフレ促進について触れました。

「米労働省が11日発表した7月の消費者物価指数(CPI、1982~84年=100)は前年同月比の上昇率が5.4%となった。約13年ぶりの高水準だった6月(5.4%)と同じだった。在庫不足など供給制約が続く自動車関連を中心に価格の上昇圧力はなお強い。物価を長く押し上げる賃金も伸びている」(日本経済新聞 8月12日付朝刊『米消費者物価5.4%上昇』)

   しかし、11日発表のCPIは市場予想値を下回り、米長期金利も1.3%を割り込んでこの週末を迎えています。現在の米経済成長率やインフレ期待を考慮すれば、今後は徐々に上昇していくのではないでしょうか。

   前回に引き続き、米国債、BEI(ブレークイーブンインフレ率=市場が推測する期待インフレ率を示す指標)、TIPS(インフレ連動債)の関係について、触れておきます。米長期金利から予想物価上昇率(BEI)を引くと実質金利が導かれます。TIPSはアメリカが発行するインフレ連動債の一つで、実質金利に当たります。また、米長期金利が上昇すれば、相対的に米国債の価値は低くなります。これは、今週の大きな流れからもわかることです。

   これらの指標をどのように実際に自分のトレードに応用していくかという点について、今後さらに深く考えていきます。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
FRB(米連邦準備制度理事会)要人の発言や経済指標などから、年内のテーパリング(量的緩和の段階的縮小)はほぼ織り込んでいるといって良さそうです。パウエル議長の発言は今のところ一貫していますが、過去には急にスタンスを変更したことが何度かあります。米ジャクソンホール会議で、あからさまな発言はないでしょうが、現状維持か、それとも見方を変えてくるのか。それを知るだけでもテーパリング開始時期の前倒しか否かを計ることができます。
18日に発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨では、少しタカ派なのではという市場の予想を裏切りましたが、ドル円の下落はわずか20銭程度。6時間後には発表前の高値を更新しました。
催促ぎみな相場となってきており、たとえパウエル議長が今までと変わらない発言をしたとしても、雇用やインフレ率は良く、テーパリングは時間の問題としてドル買いが続きやすい次回なのかもしれません。

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
8月13日現在       96万5053円

早稲田大学 NAKAMURA
早稲田大学 NAKAMURA
早稲田大学法学部3年。株式投資クラブforwardに所属。経験不足で至らない点も多々あるかと思いますが、温かい目で見ていただけると幸いです。初心者なりに試行錯誤してみますので、FXに触れたことのない方や、ぼくのようにほぼ初心者の方には親近感を持って読んでいただけると思います。よろしくお願いします!
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中