2021年 9月 22日 (水)

「スマホを持っているだけで受信料を取られる?」テレビのない若者にNHKが「怪しい実験」!

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「スマホを持っているだけでNHKの受信料を取られる!?」

   そんな心配が現実になりそうだ。NHKが「怪しい実験」を始めようとしている。テレビを持たない若者を対象に、NHK番組をインターネット配信するのだ。いったい何のために?

   「公共放送の使命」とか言っているが、信じる人は少ない。ネットでは怒りの声が巻き起こっている。

  • 突然、「怪しい実験」を始めるNHK(東京渋谷の放送センター)
    突然、「怪しい実験」を始めるNHK(東京渋谷の放送センター)
  • 突然、「怪しい実験」を始めるNHK(東京渋谷の放送センター)

「テレビがない若者に質の高い公共放送を届ける」

   このNHKの「怪しい動き」について主要メディアは淡々と報じている。たとえば、朝日新聞(8月31日付)「テレビない人向けの配信実証、NHK来年度実施めざす」は、こう伝える。

「NHKは8月31日、テレビを持っていない人などを対象に、インターネットを通じて番組などを試験的に配信する『社会実証』を可能にするため、ネットを使う業務の実施基準の変更案を発表した。8月27日に武田良太総務相が社会実証の実施を求めたことを受けたもので、来年度の実施をめざす。
NHKによると、開始時期や期間、放送番組以外のコンテンツも配信するかなどの内容は今年度中に決める。松坂千尋専務理事は『テレビを持たない人や見ない人に、公共メディアとして情報を届ける意義や役割などについて検証したい』と述べた」

   具体的には、どういう「実験」を行うのか。NHKが公式サイトに掲載した「『NHKインターネット活用業務実施基準』の変更について」によると、テレビを持たない若者に、「NHKプラス」にメールアドレスなど連絡先情報を入力してもらい「仮登録」する。

   この仮登録でも登録後に近い状態で利用できるが、しっかりと「フルサービス」で番組を見るためには、住所・氏名など契約照合に必要な情報を入力しなくてはならない=図表参照。その後、番組視聴の感想などを調査するようだが、まだ詳しいことは決まっていない。

図表:テレビを持たない若者へのネット配信実験の仕組み(NHK公式サイトより)
図表:テレビを持たない若者へのネット配信実験の仕組み(NHK公式サイトより)

   この突然の「社会実証」の実施は4日前の8月27日に、武田良太総務相が記者会見でNHKに要請した内容を受けてのことだった。なぜ、「社会的な実験」をしてまでテレビを持っていない人にNHKの番組をインターネットで配信する必要があるのか。大いに疑問だが、読売新聞(8月27日付)「NHKのネット視聴、テレビ持たない人にも... 総務省が社会実験を要請」では、こう説明する。

「総務省は8月27日、NHKに対して、テレビを持たない人にもインターネット配信を通じた番組視聴を可能にする社会実験を行うよう要請する。武田総務相が記者会見で明らかにした。ネット上のフェイクニュースや悪意のある情報が問題となるなか、テレビを見ない若者を念頭に、多様なメディアに接してもらう狙いがある。
現時点では、テレビを持たない数千人を対象に、NHK番組のネット配信を無料で視聴してもらう。NHKは昨年4月、地上波テレビ番組のネット同時配信などを行う『NHKプラス』を本格的に開始した。受信契約を結んだ世帯が追加負担なく利用できる。今後ネット配信のみの契約を認めれば、テレビの受信契約減少につながるリスクもある。武田総務相は27日の会見で、『利用者の視聴スタイルは急速に変化している。公共放送におけるネット配信の意義や、サービスニーズを検証する』と述べた」

   つまり、インターネット上でフェイクニュースなど質の悪い情報ばかり見ている若者に、公共放送の「質の高い」情報に接してもらうと同時に、ネット配信で番組を提供すると、ますますテレビを購入しなくなり、受信料がとれなくなるという「課題」も検証しようという狙いがあるわけだ。

   そのため、あえて「テレビを持たず、NHKと受信料の契約を結んでいない若者数千人」を対象に選んだのだ。

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