2024年 4月 19日 (金)

海外メディア「やじ馬根性」丸出し! なぜ、「プリンセス眞子」は1億5000万円を「鼻であしらう」のか?(井津川倫子)

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海外メディアが大注目!「眞子さまが一時金を拒絶する」理由

   海外メディアが注目したのは、「伝統儀式」でも「海外移住」ではなく「最高で1億5000万円」とされる「一時金」です。何といっても人々の関心は「お金」ということでしょうか。眞子さまが皇室を離れる際に支給される高額一時金を「受け取り辞退」する可能性があると、センセーショナルに報じています。

Japan's Princess Mako refuses £1m state wedding payment and plans US move
(日本の眞子さまが、100万ポンドの結婚一時金を拒否して、米国に移住計画:英タイムズ紙)
Princess Mako of Japan to Turn Down $1.3 Million Payout Ahead of Wedding
(日本の眞子さま、結婚に先立ち1.3百万ドルのお金を拒絶した:米ヤフーニュース)

   日本では受け取りを「辞退する」と、やんわりとした表現で報じられていますが、海外メディアは「refuse」(断る)「turn down」(拒否する、却下する)というワードを使っていて、眞子さまの強い意志が伝わってきます。

   そんななか、英デイリー・エクスプレスは、「なせ、眞子さまが一時金を冷たく拒絶するのか」と題した記事を掲載。一歩踏み込んで解説しています。

Why Japan's Princess Mako 'snubbed' £1m wedding payout
(なぜ、日本のプリンセス・マコは1万ポンドを超える結婚一時金を拒絶するのか:英デイリー・エクスプレス)
snub:冷たく拒絶する、鼻であしらう

   記事では、眞子さまが小室さんとの結婚に際し、「税金で賄われる1万ポンド(約1億5000万円)の一時金を手放す」ことにフォーカスしています。その理由として、結婚に対して論争が起きていることや、小室さんが「お金目当てで結婚する」と一部で批判されていることなどを紹介。

   さらに、国内で逆風が強まるなか、眞子さまが、「小室さんとの結婚は生きていくために必要な選択」と強い意志を表明した経緯にも触れていて、お二人が世間の批判を受けとめて一時金の受け取りをしない方針となった、と伝えています。

   国内外の報道では、今のところ「世間の批判を受け止めて一時金を辞退」「「お金よりも愛を選んだ」といった「同情的なトーン」が多いようですが、果たして今後はどうでしょうか?

   これまで、国際的なスキャンダルに縁遠かった日本の皇室ですが、今回の「眞子さまの結婚」は、「皇室離脱」「海外移住」「大金を辞退」など、人々の野次馬根性を刺激する要素がてんこ盛りです。さらに、ニューヨークで暮らすとなれば、日本国内のようなメディア規制は期待できません。すでに「獲物」の到来を待ち構えているツワモノは山ほどいることでしょう。

   窮屈な皇室を離脱して米国で結婚生活を送る......。眞子さまの結婚報道に、英王室を離脱して経済的に大成功を収めているメーガン妃とハリー王子の影がちらつくこの頃です。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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