2024年 4月 27日 (土)

最後に笑うのはメーガン妃?! コロナ復帰後の英エリザベス女王が「どうしても会いたい」のは誰?(井津川倫子)

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95歳の女王が「一番会いたい」あの人との対面はいつになる?

   95歳と高齢のエリザベス女王。在位70周年を迎える2022年はイベントが目白押しで、病み上がりでもゆっくりはできないようです。3月末には故フィリップ殿下の一周忌が予定されていますが、ここにきて、著名な王室ジャーナリストが「女王が一番会いたいのはひ孫のリリベットだ」という「内部情報」を暴露して話題になっています。

Queen Elizabeth II "desperately" wants to meet Meghan Markle and Prince Harry's daughter Lilibet
(エリザベス女王は、メーガン・マークルとハリー王子の娘であるリリベットに「死ぬほど」会いたがっている:ニューズウイーク誌)
desperately:必死に、猛烈に、やぶれかぶれに

   記事によると、エリザベス女王は95歳という高齢にもかかわらず「最新技術」を使いこなしていて、現在米国に住む生後8カ月のひ孫・リリベットちゃんとも「zoom」で会っているとのこと。

   ちなみにリリベットちゃんは、メーガン妃とハリー王子の第2子で、フルネームは、リリベット・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザー。ファーストネームに選ばれたリリベットはエリザベス女王の子ども時代の愛称で、夫妻は「エリザベス女王にとって思い入れのある名前」をわざわざ選んだ、と伝えられています。

   この「リリベット」という名前については、事前に女王の許可を取っていなかったとの報道もあり、タブロイド紙の恰好のネタにもなっていました。でも、現在5人いるひ孫のなかで、唯一、女王が対面をしていないのがリリベットちゃんなのです。

   ご存じのとおり、王室を離脱したハリー王子夫妻と英王室ならびに英国との関係は複雑で、とくに、メーガン妃が米テレビのインタビューで、「王室で人種差別を受けた」と匂わせるような発言をしたことから「亀裂が決定的になった」とも報じられています。

   それでも、体調不良による入院や新型コロナ感染などが続いているエリザベス女王が「ひ孫に会いたい」という気持ちは募る一方で、より「urgent」(緊急)なものになっているとジャーナリストが指摘しています。

   新型コロナ感染を乗り越えて、対面公務を復活したエリザベス女王。リリベットちゃんとの「対面」はいつになるのでしょうか?

   それでは、「今週のニュースな英語」「desperately」を取り上げます。「必死で」「絶望的に」何かをする、という意味の副詞です。

I'm desperately in love with you (私はあなたに夢中だ)

I desperately finish assignment today (必死になって今日中に課題を終えたい)

People of Ukraine desperately need help (ウクライナの人々は必死になって救助を求めている)

   今回、王室ジャーナリストの「内部情報」は、ハリー王子一家帰国への反応を探る「観測気球」かもしれません。王室を離脱した夫妻への反発も、高齢の女王の望みとあれば、軟化する可能性もあるでしょう。結局最後に笑うのは、すべてを手に入れるメーガン妃のような気がしてなりません。今後のゆくえに注目です。

(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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