2024年 4月 27日 (土)

投資と実家の役員報酬得る「主婦」の悩み「稼ぎは夫と同程度...夫も家事負担してほしい」 投稿が炎上、専門家の裁定は(2)

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「悩みを疑問の形に書き出して夫婦で話し合おう」

ストレスたまってもうヘトヘト(写真はイメージ)
ストレスたまってもうヘトヘト(写真はイメージ)

――たしかに、そのとおりですね。川上さんなら、ズバリ投稿者にどうアドバイスをしますか。

川上さん「まずはご自身の悩みや不満に感じていることが何かを整理したほうがいいと思います。悩みをザックリとひとまとめにしているうちは、どんな解決策を講じても隔靴掻痒で終わり、モヤモヤしてしまうはずです。

・たまにプロのお掃除などを頼むことはナゼいけないのか
・夫は『主婦のくせに』と主婦業を馬鹿にしているのか
・夫は365日24時間休みがない家事育児の大変さを理解しているのか
・自分も同等の稼ぎがあることを夫はどう思っているのか
・夫婦間でどのように家事育児に携わるのがベストなのか

このように、それぞれ異なる性質の課題です。1つずつ個別に夫と話し合いながら、目線を合わせていく必要があります。地道に話し合いを進めれば進めるほど、お互いについての理解を深めることにもつながっていくはずです」

――悩みを疑問の形にして書き出すと、問題解決の糸口になりそうですね。

川上さん「投稿者さんは家庭での役割を果たしつつ収入も獲得し、不満を感じながらも夫の言い分に耳を傾けるなど、とても頑張っています。ただ、あまり何でも受け止めると、いつの間にか溜まり続けたストレスが破裂してしまうこともありえます。時折ストレスを発散して、頑張り過ぎないように、耐え過ぎないようにしていただきたいと思います。
夫とは、ぜひ丁寧にテーマ設定をして話し合いを重ねていただきたい。話し合う中で、逆に投稿者さんには見えていなかった夫の大変さや思いを知ることができるかもしれません。今後もお子さんが大きくなっていくにつれて、家庭内にさまざまな課題が生じ、夫婦間で目線合わせが必要となる機会が訪れるはずです。話し合いを通じて夫婦がお互いの理解を深めることで、困難を乗り越えていくための礎を築いていかれることを願っています」

(福田和郎)

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