2022年 8月 11日 (木)

トヨタ、電動車用バッテリー技術活用の「おうち給電システム」発売 米テスラも「家庭用蓄電池」扱うが、その違いは?

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気になる価格は?

   同様の家庭用蓄電池は、米テスラも日本で発売している。こちらは容量が13.5kWhとトヨタより大きく、定格出力は5kWとほぼ同格だ。本体価格は120万円程度で、これとは別に工事費がかかる。

   ただ、テスラは自宅でEVに充電はできても、EVから自宅に給電することはできない。これに対して、たとえば日産自動車の「リーフ」を始めとする日本のEVは自宅と電力を相互にやりとりできるため、EVを家庭の蓄電池として利用することができる。

   テスラは自社のEVを蓄電池として使う設計にはなっていない。そして、家庭用には定置型の蓄電池を販売するビジネスモデルをとっている。テスラのEVは家庭では充電のみの一方通行で、EV側から家庭へ余剰電力を給電できない。かたや、日本のEVは家庭と電力を相互にやりとりできる対面通行なのだ。

   そんななか、トヨタが5月に発売したSUVタイプの新型EV「bZ4X」なども、日産「リーフ」と同様、EVを蓄電池として使うことが可能。さらに今回、トヨタはテスラと同じく定置型の家庭用蓄電池も用意したことにより、EVは持たなくても蓄電池だけは利用したいというニーズにも応えるという、いわば両面作戦をとったといえるだろう。

   気になるのはトヨタの家庭用蓄電池の価格だ。トヨタはホームページなどで本体価格の詳細を明らかにしていないが、テスラと同額程度になるとみられる。

   今回、トヨタが家庭用蓄電池の正規販売店に選んだ会社は、テスラの家庭用蓄電池も扱っている。自宅に家庭用蓄電池を導入しようとするユーザーは、トヨタとテスラを比較検討することになるかもしれない。果たして、どちらに軍配が上がるのだろうか。(ジャーナリスト 岩城諒)

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