厳しい寒さ、節電の冬...秋冬物衣料には追い風 ユニクロ、タートルネックに「小池都知事」効果!?

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「寒さは商機」この冬、平年より寒いかも...

   また、日本チェーンストア協会が11月24日に発表した全国スーパーの10月の衣料品売上高は、前年比8.9%増の666億2041万円だった。

   こちらの内訳は、紳士衣料が10.4%増の117億6424万円の2ケタの伸び。婦人衣料が9.3%増の167億9200万円、その他の衣料・洋品は8.2%増の380億6417万円だった(前年比はいずれも店舗数調整後)。

   紳士衣料はスーツ、フォーマル、ジャケット、スラックス、長袖ドレスシャツ、ニットベストなどの動きが良く、婦人衣料はコートやスーツ、フォーマル、パンツ、セーターやカーディガンなどの動きが良かった。その他衣料・洋品は、紳士・婦人のインナーや婦人靴下などが好調だった。

   衣料小売りにとって、「寒さは商機」だ。

   気象庁の11月からの3か月予報によると、この冬、日本付近ではラニーニャ現象の影響で上空の偏西風が南に蛇行する見通し。東日本や西日本を中心に西高東低の冬型の気圧配置が強まって、寒気の影響を受けやすい。

   ちなみに、1月の平均が気温は東日本で「ほぼ平年並み」、西日本は「平年並みか低い」というが、平年よりも寒さが強まる可能性があるという。

   衣料が好調な背景は、こうした気温の低下のほか、今冬は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限制が緩和されたことで、冬物衣料を新調して外出する人が増える傾向にあるからだ。また、ピーク時には及ばないものの、訪日外国人の買い物需要が見込めそうなことも挙げられる。(J-CASTニュース会社ウォッチ編集部)

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