2024年 5月 1日 (水)

久々にゆっくり自分の時間が持てる年末年始...どう過ごす?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE19(前編)】(前川孝雄)

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名著・バイブルから「芋づる式」に読む

   学ぶ分野での名著、バイブル、古典とされている本もぜひ押さえておきたいところ。たとえば、経営学ならピーター・F・ドラッカーの『マネジメント』などですね。こうしたジャンルを代表する本は、その仕事や分野についてネットで調べる中で、あるいは入門書を読む中で何度か書名を目にするので、チェックしておきましょう。

   その場合、原典の翻訳書から読むか要約書を先に読むかは、いずれでもよいと思います。ただ、要約書で興味を惹かれたら、著者の考えを正しくつかむためぜひ原典を読みましょう。また、原典の翻訳書の文章が読みにくい場合には、原典を読んでから要約書で復習するのも有効です。

   こうした図書には、著者が学び参考にした文献が引用されている場合が多いもの。それを手掛かりに、芋づる式に関連図書を読んでいくことも役立ちます。

   そのほか、すでに気になっている分野の先行者がいるなら、まずその人が書いた本をチェックしましょう。また、業界団体などのホームページを調べて、推薦書が掲載されていれば、その本も要チェックです。業界の最新動向や相場観を知るには、Amazonの該当するジャンルのランキング上位の本を上から順に選ぶのも、いい方法です。

   こうして選択した本を「全部で10冊読む」ことを、まずは自分に課してみましょう。それだけでも、その業界・仕事や分野への理解がかなり進むはずです。

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