2024年 5月 4日 (土)

衝撃!「人口の80%...11億人コロナ感染」中国経済は大丈夫か? エコノミストが指摘...「回復すると逆に世界の危機」「コロナ収まっても回復に難問あり」

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仮に中国経済が回復すると、世界のエネルギー危機が深まる?

感染のピークは過ぎたと言われる北京市(天安門広場前)
感染のピークは過ぎたと言われる北京市(天安門広場前)

   それにしても11億人とは、事実とすれば、中国らしいケタ外れの数字だが、いったい大丈夫なのか。エコノミストはどう見ているのか。

   ヤフーニュースのコメント欄では、日本エネルギー経済研究所専務理事で首席研究員の小山堅氏は驚きを隠さなかった。

「感染症対策の観点、そして人的被害の観点からは、恐るべき状況であることは間違いない。どれほど多くの人々が重症化し、あるいは亡くなられるかを想像すると心が痛み、絶句する思いでもある。他方、2023年以降の中国の動向を見るとき、『すでに人口の8割が感染した』ということは何を意味するのか、注目すべきである」

と指摘。そのうえで、

「このまま、この膨大な感染という状況が中国経済や社会の重大な重荷になり続けるのか、それとも、一気に感染が拡大しただけに、むしろそのあとは経済が回復に向かうのか、まだ先は読めない。
しかし、後者の場合、世界経済や国際エネルギー市場にとっても極めて大きなインパクトを持つことになる。エネルギー需給の逼迫状況が続くなか、中国の需要が回復に向かうことはその状況をさらに深刻化させる可能性があるからである」

と、仮に中国経済が回復に向かえば、逆に世界のエネルギー危機をさらに深めることになると懸念を示した。

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