みなさん、こんにちは。馬医金満です。今回は、直近のバークシャーハサウェイの業績に注目しました。2022年3Qの営業利益、14%減の67億ドル 鉄道や保険事業で資材価格や人件費の上昇響くバークシャーハサウェイは、ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社で、主に持ち株会社としての事業を展開しています。同社は、株式を保有する企業の経営に干渉することはせず、しかし株主として投資している企業の経営方針に対しては積極的に意見を述べることがあります。バークシャーハサウェイは、長期的な視点で企業価値を高めることを重視しており、そのために、選択した企業に長期的な投資を行っています。同社が株式を保有する企業の多くが、アメリカの大手企業。銀行、保険、エネルギー、小売、製造、技術などのさまざまな業界に投資しています。また、バークシャーハサウェイは、保有する企業の経営陣を支援するために、経営者としてのウォーレン・バフェット氏を通じて、企業経営に関するアドバイスや指導を提供することもあります。また、株主優待制度を設けており、バークシャーハサウェイの株主には、毎年の株主総会や、会社関連の催し物などに参加する機会が与えられます。バークシャーの2022年3Qの営業利益は14%減の67億ドル(約9100億円)で、鉄道や保険事業で資材価格や人件費の上昇が響きました。ただ、2022年の通期営業利益が過去最高の308億ドルに達しており、非常に収益性の高いビジネスモデルであると言えます。特に同社が好む銘柄として、下記のような無形固定資産が厚く、参入障壁が高い会社が多いです。・アップル(Apple)・バンク・オブ・アメリカ(BankofAmerica)・コカ・コーラ(Coca-Cola)・アメリカン・エキスプレス(AmericanExpress)・ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson&Johnson)・プロクター・アンド・ギャンブル(Procter&Gamble)・ベライゾン・コミュニケーションズ(VerizonCommunications)・ジェネラル・モーターズ(GeneralMotors)・ウェルズ・ファーゴ(WellsFargo)一方、直近でTSMCの売却報道もあり、一部ポートフォリオの見直しを行なっていると推察され、今後の動きに注目です。ではまた!(馬医金満)
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